香川県のゲーム規制条例案に物申す!

2020年1月15日水曜日

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この件は前から気になっていました。

そのうち記事にしようと思っていたのですが、明日はDQXTVでバージョン5.1情報があるのと、5.1のアプデ前までに、もしかしたらまた他のゲームの動画と記事にするかもしれないので、タイミング的に今日くらいがいいかなと思いました。

最初に、一つ言いたいのは香川県民は悪くないということです。

ざっくりと見た情報だと、ゲーム規制条例案は今月中はパブリックコメントを集めて意見を交換し、来月には議会に提出されて条例になるかもしれないということらしいです。

香川県議会は超党派でこれを成立させようとしているらしく、ちょっと調べると色んな利権が絡んでいそうなので強引に決まる可能性もあるかもしれません。

ゲームブログの端くれとして、自分なりに思ったことを書いていきたいと思います。
※画像は記事の内容とは関係ありません。

香川県のゲーム規制条例案に物申す!

まずはじめに、この条例が施行されたとしても罰則などはないということです。

ゲームを規制するというのは、ある部分では必要かもしれないし、でも必要じゃない部分もあると思うんですよね。

例えばスマホゲーの重課金は規制した方が良いと思うところもあるし、生活に差し支えるほどMMORPGにのめり込むような状況を未然に防げるような仕組みみたいなのはあった方がいいとは思います。

でもゲームって一言でくくってもジャンルが多岐に渡っていて、それを一律に規制するというのが雑すぎて嫌だなというのがあります。

昔ダウンタウンのガキの使いに出ていた、ピカデリー梅田さんみたいにザッツオール!ではダメだと思います。

この香川県のゲーム規制条例案には、そもそも繊細さのカケラすらない大雑把さを感じます。

まず、都道府県単位の条例でやることだろうか?というのがあります。

昔ながらの風景が残っている小さな村とかで、インターネットもスマホもゲームもない時代を再現して生活しようよ、っていう地域がどこかに1つくらいあってもいいかもしれません。

それとも国単位で、ちゃんとゲームメーカーにも規制した上で、何時から何時までネットゲーム禁止とか、月に何円までしかゲームに使っちゃダメとかはまだわからなくもないです。

なんで香川県で?ってなりますよね。

高校生以下とはいえ、親の仕事の都合で香川県に引っ越してきたとか、勉強したい分野があって進学したのが香川県にしかない学校だったとかで、香川県に住んでいる人もいるかもしれません。

なんか県民のこともそうじゃない人のことも考えてないですよね。

で、なんで平日は60分以内で、休日は90分以内までなのか。

根拠がまるでないし、この条例を制定しようとしている人たちは今のゲームやってないでしょ。

子供たちをゲームに依存させない目的で、この条例を作ったとして、1日1時間程度なら365日やってもいいんだって思います。

1日も休むことなく毎日ゲームしていれば例え1時間だとしても、それってゲームに依存してませんかね。

オンラインゲームでは他のプレイヤーと一緒にプレイすることもあるので、1時間の期限で抜けれられてしまうと、迷惑がかかることもありますし、場合によっては詐欺行為となり本当の損害賠償を背負う可能性もゼロではありません。

子供のことを考えるのであれば、せめて週単位で何時間までにするか、例えば3日連続でゲームをプレイしたら1日やらない日を設けるとかの方向性で規制しませんかね。

なので子供のことも実はあまりちゃんと考えていないような気がします。

他にも色々と思うことはありますが、長くなりそうなので、最後にもう一つだけ問題だと思うのは、ゲームの概念自体が曖昧になってきているので、ゲームというくくりで規制してしまうと弊害が起きるという点です。

今後もしかしたら任天堂とかから学校の勉強をするのにものすごく効率的なゲームが出るかもしれません。

ゲーム感覚で楽しんで手軽に遊べて、そのゲームをやってる生徒の成績が飛躍的に伸びたとなった時に、香川県ではいちいちそのゲームを条例に適応するか否か検証しないといけなくなるでしょう。

勉強だけじゃなくて、スポーツでもシュミレーターの技術が発達してきて、野球部はこのゲームをやった方が上達するとか、サッカー部はこのゲームのこの選手のフォームを見て真似した方がいいよ、とかもあるかもしれません。

香川県議会は、その都度いちいち議会で話し合わないといけないとすれば、本末転倒じゃないかと思うわけです。

そして何より、こんな雑な条例を制定しようとしている県議会の議員たちこそ、ゲームでちゃんと遊んだことがないからそんな考え方しかできないんじゃないの?って思ってしまうんですけどね。

個人的にはゲームに依存する人(と言ってもある程度限度はありますが)よりも、ゲームに全く臨場感を持てない人の方がちょっと心配です。

家庭によっては、週末に家族でマリオパーティみたいなゲームを楽しんでいるところとかもあると思うんですよね。

それを条例で1時間30分までとか言って、家族の団欒を引き離しちゃうの?

罰則がないなら破るしかしないし、何の意味もないと思うのですが。

という訳で、今回の香川県のゲーム規制条例案は、断固拒否です。

香川県民ではないけれど、反対したいと思い、やれることは限られてしまいますが、ブログ記事として書いてみることにしました。

その一方で、最初の方にも書きましたが香川県民は悪くないので、ネット上のイジメや誹謗中傷、ゲーム内での差別などは絶対にしないようにしましょう。

軽い気持ちでからかったつもりが、それこそゲームを無駄に厳しく規制しようとする勢力のエサになりかねないので注意しましょう。

また何か思うことがあれば記事にしたいと思います(しなかったらすみません)。

今回はこの辺で終わりにします。

読んでくださってありがとうございます。


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