続報:ゲーム内でのストーカー行為は許されるのか?

2018年7月22日日曜日

ドラクエ10


今回は以前このブログで記事にした『ゲーム内でのストーカー行為は許されるのか?』について、アンケートの経過などを元に続報的な内容で書いていきたいと思います。

このアンケート自体は無期限に設定してありますので、もし良かったら回答にご協力して頂ければと思います。

あらためてここに貼らせて頂きます。


このブログにはコメント欄を設置していないので、アンケートに寄せられたコメントに対する返信みたいなこともしてみようかと思います。


画像はデスストーカーという名前のモンスターです。

わざわざ闇の領域に行って撮影してきました。

こんなのがストーカーだったら怖すぎます。

一応ゲームのブログなのでこういう画像を使ってみることにしましたが不謹慎だと思われたらすみません。

ゲーム内でのストーカー行為に関しては上記の記事でも自らの体験談なども踏まえた上で真面目に問題視しているためご容赦下さい。

現時点での結果

アンケートを設置したのが上記の記事を公開した6月30日で、これを書いているのが7月22日なのでだいたい3週間くらいの経過になります。

ドラクエ10に限らず、広い意味でゲーム内でのストーカー行為は許されますか?という質問にしています。


現時点では19件の回答を頂いています。

  • 許されるが1件(5.3%)
  • 許されないが16件(84.2%)
  • その他が2件(10.5%)
という結果(現時点での経過)になっております。

アンケートにご協力頂きありがとうございます。

力不足のためたくさんの回答は頂けていないかもしれませんが、コメントなども数件寄せられていますので、それについても考えていきたいと思います。

許されないを選んだ方の意見


まずは許されないを選んだ方の意見からです。


許されるを選んだ人に対する批判的な意見にもなっています。

ゲームでもやって良い事と悪い事の区別があるというのはその通りだと思います。



チャットの文字数が少ないということなので、おそらくドラクエ10のプレイヤーの方の意見だと思われます。

確かに文字数が少ないと誤解が生じてしまうこともあるため難しいところもあると思います。


シンプルな意見ですね。

どこでもだめだと思います。

その他の意見


要するに、リアルの情報を出していないならストーカー行為をスルーすればいいということなので、条件付きでは容認しているともとれる意見ですね。

加害者か被害者のどっちに向けてのメッセージなのかわかりませんが、気にするなとも言っています。

総評

現時点でのアンケート結果などを踏まえますと、まず驚いたのは1件だけですがゲーム内でのストーカー行為が許されるという回答があったことです。

ちなみにこのブログでは先月からたまにアンケートを設置していますが、私自身はアンケートに回答しないようにしています(今のところですがもしかしたらある程度の期間が経ったら回答することもあるかもしれません)。

こればかりはいたずらで投票することもあるかもしれませんし、匿名なので、実際にゲーム内でならストーカー行為をしても構わないと思っている人の意見なのかはわかりません。

それで考えると、先程のSNSとかでリアル情報を出していなければ大丈夫という意見は、一見すると理不尽なようにも見えますが、アンケートが実名だったら、例えゲーム内であったとしてもストーカー行為を容認する人はいないと思われるので、ある意味ではこの問題の本質に近いところを突いているのかもしれません。

とはいえリアルの情報を出していなければ問題ないという意見はストーカー行為がリアルまで発展することはないからという前提での意見だと思いますが、それだとゲームだけじゃなくてSNSでのストーカー行為も容認することになりますから(SNSにリアル情報を載せていない場合)、判断基準としては間違いだと思います。

なぜならSNSなどで執拗な嫌がらせをした場合には匿名であっても罰せられている例はあるからです。

リアルの情報が載っていない場合でもリアルの時間をSNSやゲームに費やしている面もありますから、それを妨害してもいいということにはならないと思います。

それでいうと被害者の方からしても、加害者がリアルの時間をわざわざSNSやゲーム内でのストーカー行為に使わないで欲しいというのもあると思います。

グランセフトオートでしたっけ、自由度が高くて犯罪行為みたいなこともやり放題みたいなゲーム(あまり詳しくないので間違っていたらすみません)だったらまた違ってくるとは思うのですが、一般的なファンタジーRPGを軸としたMMOだと何でもありということにはならないと思います。

そういうのを踏まえて考えていくと、ゲーム内でもストーカー行為をしてもいいのはゲーム内で犯罪行為でも何でもありみたいなゲームに限られてくると思います(それでも駄目な場合のほうが多いと思いますが)。

確かにファンタジーの世界のMMOでもプレイヤー同士が殺しあったり、モンスターを倒したりすることはありますが、それとストーカー行為は分けて考えたほうが良さそうです。

つまり、よほどゲーム内でのストーカー行為をしていいですよという内容のゲームでない限りはゲーム内でもストーカー行為はいけないということです。

上記の記事でも書きましたが、リアルでのストーカー行為ですら警察が対応してくれないなどの問題があったりもするのに、ゲーム内でのストーカー行為がきちんと対応してくれる可能性は低く、犯罪になるかといえばそこまでになることは相当なレアケースではないかと思います。

しかし捕まらないからしていいということにはならないということも書きました。

そういう意味でも、ストーカー行為は許されないというコメントの方の比率が高いのは当然の結果かもしれませんが、例えゲームのこととはいえ倫理的な意見を持っている人がいるということはいいことだと思います。

どこからがストーカー行為になるかの線引が難しいところがあり、ケースごとに悪質さや行為の度合いも異なるため、リアルでも立件が困難なところに、ゲーム内ではゲームだからということでより困難さが増しているところもありそうです。

オンラインゲームの場合はそのゲームを運営しているところがありますので、まずはそこに相談するのが良さそうですが、上記の通りストーカー行為の実証や処罰の判断はそのケースごとに異なるため対応が困難なものになりそうです。

1番いいのはストーカー行為を誰もしなくなることかもしれませんが、このようにゲームになった途端にゲーム内ならいいという意見が少数ながらいる限りはなくなることはないのではないでしょうか。

現状では被害者の方がゲーム内の住宅の住所を変えたり、名前を変えたり、別のキャラでゲームをやり直して育てることになるなど、ゲームによっては追加で料金がかかることだったり、時間や手間がかかったりして負担になることが多いんじゃないかと思われます。

それでゲーム内でのストーカー行為について問題を提起する意味もあったのですが、これからも何かの機会があれば取り上げてみたいと思います。

長くなってしまったのでこの辺で終わりにします。

読んでくださってありがとうございます。


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