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今回はバージョン4.2のメインストーリー「赤き大地の双王子」の続きで3回目になります。
ここから見に来た方は初回から見て頂ければと思います。
(その1【動画あり】4.2ストーリー)
前回までの他の回はこちら
(その2【動画あり】4.2ストーリー)
(その3【動画あり】4.2ストーリー)
今回も前回より少し長めの30分くらいになっています。
そのうちの10分くらいは戦闘の場面なので、多少グダっていますので飛ばして見ていただくのも良いかもしれません。
前回はタイムトラベルものの禁じ手として、グリエ王子の子孫からガズバランのしるしをもらって、1300年前のグリエ王子に渡してしまう場面について説明しましたが少し振り返りつつ書いていきたいと思います。
ガズバラン神の伝承
オルセコ王家の墓へ向かうと、グリエ王子が壁面に書かれている古代文字みたいなものを読んでいる場面に遭遇します。
そこにはオーガの神話が書かれているようです。
オーガは魔物に人間の心を宿すという試みによって誕生し、原初の頃は魔物と変わらない粗暴さだったのが、ガズバラン神(オーガの神)が用いた御業によって心を制御し1つの種族になったという歴史があるそうです。
人間を獣や鬼人にしてしまうゾンガロンの能力はその真逆だということで、ガズバランの御業を知ることで事態を解決することができるのではないか、というのがグリエ王子の考えです。
そのガズバランの伝承を読み解くのに必要なのがガズバランのしるしです。
グリエ王子がガズバランのしるしをはめ込むと古代文字が浮かび上がってきて、その御業とは踊りだったことがわかります。
浮かび上がってくる文字の中には文字自体が踊っているいるようなユニークな文字もあって演出的にはいいと思いました。
この時にグリエ王子の頭の中には戦の舞の詳しい振り付けが浮かんできて、しっかりと覚えることができたようです。
鬼人を元に戻すのかなと思ったのですが、ゾンガロンが心を取り戻すために使うのが目的だったようです。
ゾルドグリン父王が悪鬼ゾンガロンになったのは邪神との契約によるものなので、戦の舞が有効かどうかというのは結構な博打のような気がしますが、まあゲームなので結果的に有効だったということになります。
そして前回も書きましたが、ここで使っているガズバランのしるしはグリエ王子の子孫からもらってきたものなので、この時代のどこかにはもう1つのガズバランのしるしが存在していることになります。
タイムトラベルものの禁じ手と書いたのは、この時代にあるもう1つのガズバランのしるしが子孫へと受け継がれていかないと、未来で子孫が主人公に渡すことができなくなってしまうためです。
乱暴な解釈な仕方で納得することはできますが、その場合は未来から持ってきたガズバランのしるしが既にあるので、まさか本物がもう1つあるとは誰も思わずに探されることもなく今後ずっと見つからないということならまだいいのかなという感じもします。
これは例えるならば、初めてのび太くんの家にタイムマシンで向かおうとしている未来にいるドラえもんを、既にドラえもんと暮らしているのび太くんがドラえもんのタイムマシンに乗って連れてくるような話です。
そしたらドラえもんが2体になります。
2体目のドラえもんがのび太くんに初めて会いに行く直前のドラえもんだとすると、今度はその10分前のドラえもん、さらにその10分前のドラえもんを連れてくるみたいな感じのを繰り返せば、のび太くんはたくさんのドラえもんと一緒に暮らすことができますから、1体でもチート級なのにたくさんのドラえもんがいれば1日で世界征服とかもできてしまうかもしれません。
っていう話になるのですが、話がそれてしまったのでこの辺までにしたいと思います。
なので、普通に1300年前のオーグリード大陸にあるガズバランのしるしがどこにあったのかも調べればわかるはずなので、それを見つけてグリエ王子に渡したほうが話の筋としてはいいんじゃないかと思うんですよね。
その場合だと、ガズバランのしるしは1つのままですし、既に収まるべきところに収納されている状態なので、必ずしも子孫が保管しておく必要はなくなります。
ガズバランのしるしという謎を解く手がかり的なアイテムだったからこそ、そんなに誰も疑問に思わずにフワッとスルーしているかもしれませんが、これが伝説の武器だったら2つ手に入れることができるといえば、結構問題のある展開だったということが伝わるのではないでしょうか。
ここからは元に戻ってストーリーについて書いていきます。
獅子門・難民キャンプ
話の流れで古代のランガーオ地方に行くことになりますが、この時代では辺境の雪山になっています。
獅子門は難民キャンプとして鬼人などの脅威から逃れた人々が集まる場所になっていました。
難民キャンプにいるNPCは結構興味深い話をしてくれたりもしますが、ストーリーとはそんなに関係ないので動画ではカットしてしまいました。
ピンク文字の老人(ガエトゥリ)に話しかけてもストーリーが進んだの文字が出ないので、未確認ですがもしかすると獅子門自体をスルーしても問題ないのかもしれません(2キャラ目でストーリーをする時に確認してみますがまだなのですみません)。
ここにいるNPCの何人かはその後の場面でも出てきます。
悪鬼ゾンガロン戦
ロンダの氷穴(この時代では太古の氷穴)を抜けて、黄昏岬に入るとムービーが始まり、悪鬼ゾンガロンと戦うことになります。
戦闘にはギルガラン王子が参加してくれます。
バイキ職がいなかったので、いればギルガラン王子も強化できて戦いやすかったかもしれません。
今回のストーリーは自キャラ魔法使いとこれをやっている時は初日なので、なつき度を100にしたばかりの転生2回のミステリドールで戦う縛りにしています。
前回の原獣プレゴーグにヘナトスが入っていたので、ここでも使ってみましたが3回くらい暴走させても入らなかったので諦めてしまいました。
おそらく入りにくいか無効の可能性もあります。
ギルガラン王子の真やいばが入っている時はいいのですが、今回は結構ぐだったので戦闘時間が10分くらいかかっています。
ゴースネルみたいに突撃を使ってくるので聖女が有効だと思いました。
HP半分以下になるとおぞましいおたけびも使ってくるので、マヒと混乱はあると良さそうです。
この時は封印耐性は装備していたので、封印が防げていると思いますが、ゾンガロンのおぞおたに封印がない可能性もありますし、なんともいえませんでしたが、一応あった方がいいかなと思います。
この時はミステリドールが育っていませんでしたが、今だとプラズマリムーバーを覚えているので、この戦闘だけでもやり直したいくらいです。
ゾンガロンがモンスター化を使ってくるとオークの姿になり、ギルガラン王子のラーの鏡で治ります。
試していませんがおそらくわざわざ戦闘に加わっているギルガラン王子がラーの鏡で治してくれるので、エンドオブシーンやプラズマリムーバーでは治せない気もしますが未確認なのでわかりませんでした。
ストーリーの冒頭の方でも主人公がオークに変えられていましたが、なんでオークなんだろうと思っていたらなんとなく理由がわかったような気がします。
おそらく今後、仲間モンスターでオークが仲間になることはないよ、というメッセージが込められているのかもしれません。
オークはドラクエ5とかで仲間になる時は攻撃もしつつ回復やザオラルもできるモンスターなので、使いやすいですし、ドラクエ10でも仲間にしたいですが、そうなるとここでの戦闘でオークがオークになるという珍現象が起きてしまうことになります。
オークがオークのままなのに戦闘行動ができないとなればちょっと面白味に欠けてしまいそうです。
それともオークはオークになってもそのまま行動できるという凝った仕様を入れて、今後オークが仲間になるんでしょうかね。
もしそこまでしてくれたら多少、課金装備を買って応援したいかと思います。
これを書いている途中でネットを見ていたら、種族によって変わるモンスターが違いみたいですね。
ファーラットやシールドこぞうやおにこぞうもあるそうです。
でも自分の動画で見た辺りだと他の仲間もオークになっていたので、主人公のPTで同じになるのかもしれませんがわかりませんでした。
悪鬼ゾンガロンにはヘナトス以外の弱体(守備すばやさ呪文耐性ダウン)が入っているので、ヘナトスも有効だったら良かったのになと思いました。
戦闘後はムニュ大臣がオルセコ王国の人や難民キャンプの住民の一部の人を連れて来て、戦の舞を踊ります。
これがハズレで無効だったら尾崎豊ばりに今だけは悲しい歌聞きたくないよと思うところでしたが、まあゲームなので、バリバリに効きます。
ダンスで解決するというのは、今は学校でも教えている時代になってきているようなので、ある意味では今っぽい感じを反映しているのかなと思いました。
悪鬼ゾンガロンを封印
また不満を書くようで申し訳ないのですが、悪鬼ゾンガロンを封印するくだりがいまいちよくわからなかったんですよね。
本来は魔封剣姫から魔封の術を伝授されたギルガラン王子が命を引き換えに悪鬼ゾンガロンを封印して、その後100年かかってやっと封印が成功するという流れでした。
あまり詳しく見なかったので見逃しているところもあるかもしれませんが、そもそもその100年の封印は誰がどうしたのかもわかりませんが、とりあえずここではグリエ王子が間に合わなかったという、もう1つの封印が試されるはずでした。
その始まりが戦の舞によるもので、悪鬼ゾンガロンは動けなくなり、ゾルドグルンの魂とも分離して、ゾルドグリン王が今のうちに我が魂を封印のくさびとせよ、ということで封印が始まります。
しかしその前にギルガラン王子が斧を突き刺して独自の封印をする時にゾンガロンの攻撃をかばってグリエ王子がやられてしまいます。
なので結局ギルガラン王子が悪鬼ゾンガロンを封印しているんですよね。
え?どゆこと?
ゾルドグリン王の魂を封印のくさびにしたから、100年かからずにギルガラン王子も命を落とさずに済んだということですかね。
それだと戦の舞で悪鬼ゾンガロンからゾルドグリン王の魂を分離させたことが重要なので、意味があったことになります。
でもグリエ王子の目的って、戦の舞でゾンガロンの心を人間の心、つまりゾルドグリン王に戻すことが目的だったのではないでしょうか。
こればかりはストーリーを考えた人のさじ加減にもよることかもしれませんが、グリエ王子があそこでやられなかったら、グリエ王子の方法でゾンガロンは人間の心を取り戻したという展開はなかったんでしょうかね。
そう考えると、グリエ王子が生き残ったパターンの方が平和になっていた可能性もあるのですが、それだと現代との辻褄も合わなくなりそうですし、仕方がない面もあったのかもしれません。
そして、今回は歴史的に大きく干渉して未来を変えてしまったことになります。
未来はどのように改変されたのか?
本来はギルガラン王子が命を落とすところでしたが、グリエ王子が亡くなり、そのままギルガラン王子がその後のオルセコ王国を統治することになりました。
現代にいるグリエ王子の子孫であるエリガンはどうなってしまったのでしょうか。
古代オルセコ闘技場の入り口に入ってすぐのところにエリガンがいるので話しかけてみることにしました。
詳細は書きませんが、先祖が変わってもエリガンはエリガンのままでした。
セリフはかなり変わっています。
キュルルからの補足もあります。
兄弟で死ぬほうが入れ替わるという歴史的には大きな改変が起きましたが、それでも歴史はそれほど変わらないのさ、みたいな感じの話をします。
大枠ではいい説明だと思うのですが、先祖が変わっているのにエリガンの名前も見た目も全く同じというのはあまり納得することができませんでした。
あと王子が変わったのにオルセコ王国が滅びるのは変わらないというのも、滅ぶという結果は同じでもいいとは思うのですが、本来なら封印するだけでも100年かかったものがなくなっているので、1300年の間の一時的なものでもいいので、やはりそれなりに大きな変化があるべきではないかなと思います。
エリガンのセリフが変わっているのはいい工夫だと思いますが、ちょっとこの辺は物足りないような感じがしました。
変わったといえば、戦の舞がオーガ族に広まって伝承されていったことくらいでしょうか。
一応それがその後の展開で重要な役割を果すことになりますが、動画的には次回になりそうです。
ここからはこれまでのストーリーの中での大きな謎が1つ明かされるところになるので、その点について書いていきたいと思います。
黒猫チャコルの正体
その後、オルセコ王国でムービーシーンになり、黒猫チャコルにラーの鏡を使うと正体が明かされることになります。
黒猫チャコルの正体はメレアーデでした。
このブログではバージョン4.0のストーリーから記事にしているので、まだ当時のは見返していないのですが、チャコルの正体がメレアーデというのは予想した通りで当たっていました。
その後ネットを見たら主人公の兄弟説もありましたが、それもまだなくはないとは思いますが、メレアーデの方が辻褄が合うかなと思う部分がいくつかありました。
この時、キュルルがわざわざ登場してきて、自分のことを知らないのを確認して、意味ありげなことを言っていた方のメレアーデではないということを説明してくれます。
4.0の時は隠れているのにキュルルがいることを知っているメレアーデがいるので、そのメレアーデとは違うと言いたかったんだと思います。
それでも服装が同じところを見ると、さらに未来のメレアーデがおそらく主人公が死んだり巨大な繭が世界を滅ぼすのを回避するために過去に遡って主人公を助けたりしているという可能性もありそうです。
他の可能性としては、そこで主人公の兄弟なのですが、もしかしたら今後メレアーデや兄弟が死ぬ展開になってメレアーデの身体に生き返しの術で蘇るということがあればなくはないのですが、これもストーリーを作っている人のさじ加減なので、なんともいえないところもありそうです。
どっちかといえば意味ありげなことを言っているメレアーデは、更に未来のメレアーデが時渡りで過去に来ているほうが今のところありそうかなという気がします。
メレアーデは4.0のストーリーの終盤で異形獣がエテーネ王宮を襲っている時に、咄嗟に時渡りしてしまい、オーグリード大陸でゾンガロンに遭遇してネコの姿に変えられてしまったと言っています。
ちょっとネタバレになりますが、人間の姿に戻ったメレアーデはその後もネコに変身することが可能みたいなので、4.0で主人公が牢屋に入れられた時とかは門番には人間の姿を見せて中に入ってからチャコルに変身して狭い隙間に入って命の石を渡したりもしてそうです。
命の石も普通には手に入ることはなさそうなので、これは主人公の兄弟が錬金で作ったとかになると、メレアーデと兄弟との関わりというのが今後あるのかもしれません。
そういえばキュルルがメレアーデにテレパシー的なもので主人公のことを説明してくれるのですが、その時のメレアーデの言葉の中に、主人公がエテーネの民の末裔で時渡りで世界を救おうとしているというのがありますが、これはもしかすると間違いかもしれません。
これも動画的には次回の話になりますが、主人公がメレアーデの親戚である可能性が高いので、厳密には主人公はエテーネの民の末裔ではありませんが、おそらくこの段階ではキュルルもそれを知らないためそういう説明になっているということなのかなと思います。
メレアーデには時渡りの能力があるので、主人公と一緒に現代に戻ることになります。
今後のストーリーの展開ではもしかしたら一緒に冒険したり役割分担して別々の時代に行ったりすることもあるかもしれませんね。
現代のグレン城下町に戻ってくると、そこに賢者エイドスがまた舞の海の旅番組くらい都合の良いタイミングであらわれて、この時代にいる悪鬼ゾンガロンがグレン城にあらわれたことを知らせてくれます。
ここのくだりが終わった時点で称号がもらえるというのは珍しいと思いました。
それから再び訓練場にある、はしごを上がったところで今回の動画が終わります。
今回はストーリー的にも黒猫チャコルの正体が明かされるので、特に正体を予想していなかった場合などは驚きの展開で面白かったのではないでしょうか。
予想通りだったので予想が当たったという嬉しさがありました。
最後にもう1つここまでの4.2のストーリーを振り返って思ったのは、当初はギルガラン王子が犠牲になってグリエ王子が王様になるという歴史が変わり、グリエ王子が命を落としてギルガラン王子が続投するという展開になったことについてです。
根本的なところから否定するような感じになってしまいそうなので申し訳ないのですが、個人的には本来の歴史でグリエ王子が死んで、過去の世界に介入することで逆にグリエ王子が生き残ってオルセコ王国を統治するっていうパターンのほうが良かったんじゃないかなと思いました。
まずギルガラン王子が魔封剣姫から魔封の術を授かる場面ですが、なんかこういうのはどっちかというとグリエ王子の方が向いているイメージがありました。
物語的にも不遇な人生を送っていたグリエ王子が死んでしまうというよりは、ギルガラン王子が統治して、めちゃくちゃになってしまう未来を、グリエ王子になって平和が長く続くみたいな感じで歴史が変わっていった方が良かったんじゃないかなという感じがします。
オルセコ王国が滅んだ理由については多少エリガンからそれっぽい話を聞くことができますが、それもグリエ王子のパターンで勝手に考えると平和を愛するグリエ王子は次第に闘技場とは距離を置くようになり、他の場所に拠点を移したことによって闘技場だけが残り、やがて闘技場が遠くて不便なので廃れていったとかでも良さそうだと思いました。
ギルガラン王子が統治するオルセコ王国では闘技大会が活発になって、好戦的なオーガ族とも相性がいいですし、滅ぶ理由がなさそうな気がします。
いずれにしても1000年前には盟友カミルがオルセコ王国の闘技会に参加しているので、どちらが統治してもとりあえず300年はオルセコ王国が栄えていたのは間違いなさそうです。
読んでくださってありがとうございます。