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いつもありがとうございます。
今回は雑談枠です。
雑談の趣旨は以前こちらの記事に書いていますので、良かったら見てみて下さい。
『ある有名人の話』
簡単に説明しますと、ゲームとは関係ない話をしつつも、ぎりぎりドラクエ10のブログになるように心がける内容です。
攻略情報とかは一切ありませんので、無理して見ないようにして下さい。
※画像は記事の内容とは関係ありません(一応これがプクリポ族という種族の1人です)。
可愛くて怖い話
もう5年くらい前になりますかね。
ドラクエ10を始めるのが遅かったので、当時コインボスといえばアクセを作るというより、福引きで当たったら売るものという認識でした。
その時期にコインを投入しない素の魔法の迷宮を日課にしていたこともありました。
そんなある日、オートマッチングで可愛いプクリポの女キャラがPTに入りました。
何かある度に「いね!」と言って場を盛り上げてくれます。
普通なら「いいね!」ですが、プクリポの幼い感じと言葉足らずな感じの愛嬌を振り巻いています。
その後もメギストリスなどで、こういうのはやはり大抵プクリポなのですが、「いね!」と言っているのを見かけたことが何度かありました。
今回はその「いね!」を見ると思い出す話です。
昔、パペポTVというテレビ番組があったのを知っている方はいるでしょうか?
上岡龍太郎さんと笑福亭鶴瓶さんがフリートークをしている番組です。
私はリアルタイムでは見ていなかったのですが、かなり後になってからネットに動画が上がっているのを見て面白いと思いました。
一時期よくパペポTVを見ていたことがありました。
上岡龍太郎さんは芸能界を引退しているので、知らない人もいると思います。
もっと知らない人もいそうですが、横山ノックさんと漫画トリオを結成していたことがあります。
パンパカパーン、パンパンパン、パンパカパーン、ってやつですね。
引退する前はたくさんのテレビ番組の司会などをされていました。
若手の兄弟の漫才コンビのミキは上岡さんの甥に当たるそうです。
映画監督の小林聖太郎さんは上岡さんの息子です。
パペポTVでも学生だった頃の息子さんが映画の勉強をしているとか阪神淡路大震災の時にボランティアに行ったことなど、話の中で語られていることがありましたね。
ちなみに笑福亭鶴瓶さんは松竹芸能ですが、上岡龍太郎さんは漫画トリオの時に吉本興業から独立しているので、個人事務所だったと思います。
吉本興業から独立すると業界的に干されてしまうことがありますが、漫画トリオは円満に吉本から独立できたレアなケースかもしれません。
そして、どちらも吉本興業所属の芸人ではない2人がトーク番組を長く続けられていたのも結構珍しいことなのかもしれません。
パペポTVの最終回には明石家さんまさんや島田紳助さんなどの芸人さん達が出てくるので、なかなかフリーのトーク番組としても面白いと思いますので、機会があったら見てみるのもおすすめしたいと思います。
話がそれてしまいましたが、パペポTVの中で印象に残っている話があります。
かなり昔に見た内容を思い出しながら書いていきますので、細かいところが間違ってたりすると思いますのでご了承下さい。
笑福亭鶴瓶さんがまだ落語家の弟子になって間もない頃、劇場の靴箱の整理を任されていました。
上方(かみがた)落語なので関西地方になりますかね。
劇場にはお客さん用の出入り口と芸人さんなどの関係者の出入り口は別々になっていて、鶴瓶さんは関係者の方の靴箱を任されています。
そこに地元の新聞記者の人がやって来ました。
その新聞記者は落語家の評論を執筆しているので、芸人さんの間でも有名ですし、影響力もあるような人だったそうです。
詳細は忘れてしまいましたが、靴箱の辺りで、鶴瓶さんは新聞記者に怒られてしまいます。
新人なので、何かミスをしてしまったとかそんな感じのことだったと思います。
ただ、先輩の芸人さんが怒るならまだしも、新聞記者がそこまで怒ることではなかった感じのことだったと思います。
ただ、先輩の芸人さんが怒るならまだしも、新聞記者がそこまで怒ることではなかった感じのことだったと思います。
新聞記者の怒りは収まらず、鶴瓶さんを連れて行き、鶴瓶さんの師匠の楽屋へ行くことになります。
そこで新聞記者がいかに弟子の作法がなっていないか、みたいな話を師匠にするんですね。
師匠とその新聞記者は長い付き合いですし、落語家の評論も書いているので、悪く書かれたりしたら大変です。
一方で鶴瓶さんはまだ弟子になったばかりです。
それを聞いた師匠が「いね!こらぁ!」と言ったそうです。
「いね!」とは方言で、[ここからいなくなれ!]とか[出て行け!]くらいの意味です。
それを師匠は鶴瓶さんにではなく、新聞記者に向かって言ったのです。
それくらい師匠は鶴瓶さんを信頼していたというか、自分の弟子を大事に考えていたということです。
その時に鶴瓶さんは色々と考えさせられたようです。
この人の弟子になって良かったと思ったり、そこまで弟子のことを思ってくれる愛情の深さに恐怖に似たようなものも感じたりしたそうです。
という訳で、プクリポが言葉足らずな感じで「いね!」とチャットで言っているのを見ると、この話を思い出してしまうんですね。
地方によっては今でも「いね!」が出て行けの意味で使われているところもあると思います。
さすがにプクリポが「いね!」と言っているのを見て、その方言が使われている地域の人が見ても、出て行け!の意味で受け取らないとは思います。
ここにも教訓めいたことがありますね。
自分たちはちょっとした愛嬌だったり、面白いと思って発言していることが、別の立場の人から見ると不適切だったり不快な思いをさせてしまうことがあるかもしれません。
方言までは把握しきれないところがありますので、仕方ないところもあると思います。
普段のネットやSNSでの発言の際に、異なる立場の人が見たら嫌な思いをしないかどうか、少し間を置いて考えてからクリックするなりタップしてみるのもいいかもしれません。
意図的な嫌がらせの場合は残念ではあるけども、知らないところで人を傷付けてしまうのも悲しいことです。
それだけでなく、そういうつもりで発言していないのに、変な受け取り方をして敵対視されてしまうこともありますから、なかなか面倒なことでもあります。
そういうのは相手の読解力が欠けているところなので、配慮してもキリがありませんが、自分で防げるところは防いだほうが損がないかなと思います。
今回はこの辺で終わりにします。
読んでくださってありがとうございます。
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