ここ数日Xを見ていると、ラダ・ガートから手紙が届いていて、それがいわゆるメタ発言だということで話題になっているのをいくつか見かけました。
この手紙ですね。
待っててもいつまで経っても自分のところに手紙が送られてこないなと思っていたら、今やってるアストルティア・ウェルカムギフトをギフト係リーフィーにもらいに行くと日にちに応じて、手紙が送られてくるみたいですね。
今日の時点ではユーライザとラダ・ガートと三闘士のそれぞれキャラクターボイスが入った手紙が受け取れるみたいでした。
他の手紙も見てみましょう。
三闘士も祝・バージョン6完結!めでてえぜ!等と言っています。
殊更ラダ・ガートの手紙が持ち上げられているのは、渋い良い声でメタ発言をしているのが落ち着いているからこそ、狂気に感じられるからかもしれません。
メタ発言というのは、自分も以前ネットなどでたまに見かけるけど、どういう意味なのか調べたことがあったのですが、漫画やアニメやゲームなどの創作物であるキャラクターが、その世界から現実目線になり、「来週も見てくれよな!」などと言ってしまうこと、ということで合ってますでしょうか。
しかも今回の手紙についてはメタ発言だけでなく、ツッコミどころがありすぎるんですよね。
おそらくまだ他の英雄たちから手紙が来ると思われますが、同様のメタ発言をしている可能性が高いです。
で、あえて上記の3枚目の写真にサブキャラの後頭部が写っているのですが、このキャラだとバージョン3までしかストーリーをやっていないので、バージョン6のユーライザや英雄たちから手紙が来ても誰?って感じなんですよね。
自分の場合はメインキャラでバージョン6までクリアしているから別に構わないのですが、新規で始めたりとか復帰したばかりで、そこまでストーリーをやっていないプレイヤーにとっては「は?」って感じではないでしょうか。
まだバージョン6のストーリーを進めている人にとっても「まだやってる途中なのに勝手に完結を祝われても」ってなりそうです。
そしてネタバレになるので控えますが、クリアした人にしてみればユーライザ以外から手紙が来ること自体がおかしいのです。
まさかバージョン6の終わり方が不評だった時に、公式生放送で何か考えていますみたいに言ってたのがこれだとしたら余計まずいことになってそうな気もします。
そういう意味では誰も得しない手紙の内容なんですよね。
これで行こうと思うこと自体も疑問符が浮かびますが、誰か途中で止める人はいなかったのでしょうか。
ましてやキャラクターボイス付きですから、声優さんでドラクエ10をプレイしている人でも(ゲーム自体してなかったとしても)誰か1人くらいこれってメタ発言だから変じゃないですかね?とか指摘しなかったのでしょうかね。
定期的にやらかす運営なので、これを強く責める気力もないですし、ピカデリー梅田さんくらいのザッツオールで何でも広く受け入れるしかないのかもしれないですね。
更新する時間があまりないので、最後に関係ないけど、この件で思い出した話を書いて終わりにしたいと思います。
制作に関わる人が誰も言わなかったのか?で思い出したのが映画『フライトプラン』なのですが、もう20年近く前になるのか、当時ダウンタウンの松本人志さんがやっているラジオを聴いていて、ひどい映画だったと文字通り酷評されていました。
ネタバレになってしまうので、気にする方はここまでにしてください。
この映画はジョディ・フォスターさんが母親役で主演していて、空を飛んでいる飛行機の中で娘が行方不明になってしまいます。
それが周囲の客席にいる人やCAさんなどに聞いても娘さんをそもそも見た人がいなかったり、搭乗記録にも名前が載っていないということで、娘はどうしていなくなったのか?という点と、もしかしたら主人公の精神状態によって娘の存在自体が本当なのか妄想みたいなことなのか?みたいなことを考えさせながら進行していくミステリーものみたいな感じですね。
娘を出せと怒る母親と、この人はおかしいんじゃないかみたいな感じで他の乗客が見ていたりします。
この映画はたまたまテレビでやっている時に見ました。
ここからはネタバレになってしまいますが、ざっくりいうと、悪いグループが主人公が寝ている間に娘をさらって飛行機の内部で拘束していました。
CAさんの中にそのグループの仲間もいて、搭乗記録を抹消したり、主人公のお尻のポケットに入っていたとかだった娘の航空券も奪っていたんですよね(この時点であり得ないのですが)。
この作品は人は他人のことをそれほど注意深く見ていないということなどを伝えたかったみたいなのですが、仮に周囲の乗客が娘さんを母親から切り離して連れ去っているところを見て見ぬふりをしたとしても、それまで一緒にいた娘自体を誰も見てなくて知らないなんてことはあり得ないんですよね。
この映画を作っている途中で、誰もこれっておかしくないか?と指摘しなかったのか、指摘されたことに対してなぜ改善されなかったのか、この方がよほどのミステリーで興味深いのですが。
ドラクエ10の今回の件に話を戻しますと、やっぱり声優さんたちは決められたセリフについて現場で何かいうっていうのは厳しいのかもしれないので、そこに至るまでに何とかできなかったのかなという気はします。
先ほども書いたように別にどうでもいいとも思いつつ、この件が変かそうじゃないかといえば、相当おかしな出来事だと思います。
まさかバージョン7のウェルカムギフトでもまだ登場してないキャラクターが出てきて、よろしくね的な手紙が届いたりしないか結構不安です。
また何かあれば、この件について書くこともあるかもしれません。
今回はこの辺で終わりにします。
読んでくださったありがとうございます。