映画『ドラゴンクエストユアストーリー』の酷評に思うこと

2019年8月7日水曜日

ドラクエ10

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いつもありがとうございます。

普段はドラクエ10のゲームブログなのですが、今回は映画『ドラゴンクエストユアストーリー』について酷評が多いので、それについて思ったことを書いていきたいと思います。

8月2日に公開された映画なので、これを書いている時点ではまだ5日くらいしか経っていないのですが、不満の声をものすごく見かけています。

個人的には映画の公開の前から、鳥山明先生の絵じゃない時点で、見る必要もないかなと思っていて、来年の今くらいにテレビで放送することがあれば録画して1回は見るかもくらいの感じですね。

なので、まだ映画を見ていないのですが、既に色んなところでネタバレ的なものを目にしてしまって、なんとなく面白くないとされている理由もわかっているつもりです。

映画のネタバレについては書かないようにしますが、オチの部分には少し言及しているので、気にする方は見ないようにお願いします。

(他の映画のネタバレが少しあります)
ドラクエ10とのコラボで、ゲーム内で天空のつるぎと盾がもらえます(見た目だけのレプリカです)。

ちなみにドラクエ10を知らない人もこの記事を見ているかもしれないので、ちょっと説明すると、右下にいる女の子はドラクエ10の勇者アンルシアです。

映画『ドラゴンクエストユアストーリー』の酷評に思うこと

まず最初に伝えたいのは、この映画のタイトルは『ドラゴンクエストユア・ストーリー』であって、『ドラゴンクエストⅤ天空の花嫁ザ・ムービー』ではないということです。

ドラクエ5の映画化だと思って見てしまうと、相当がっかりしてしまいそうです。

これは憶測ですが、最初にオチから考えて、それで歴代のドラクエの中からドラクエ5の主人公の人生が壮絶なので、ドラクエ5をモチーフにしたという順番ではないでしょうか。

※追記 その後インタビュー等を拝見したところ、堀井さんからはドラクエ5の運命の選択の場面は厚くして欲しいなどの要望があり、ラストのシーンはそれ以後に監督が思い付いたようなので、上記の順番とは異なりますが、記事はそのままにしておきます。

しかし、ドラクエ5のキャラクターや名場面などが全面に押し出されているので、映画の宣伝の手法としてはあまり良くなかったのかなと思います。

先程も書きましたが、個人的には鳥山明先生の絵じゃなかった時点で、ハリウッド版のドラゴンボールや北斗の拳を期待して見ないのと一緒で、積極的に見に行こうとは思いませんでした。

ゲームのブログなので、これまで見てきた映画の話とかをしても仕方ないので、あまり多くは語りませんが、映画は平均的な人よりは数倍くらい多く見ていると思います。

あら探ししている訳ではないのですがちょっと見方が違うところがあります。

例えば、映画マトリックスは全体を通せば良い内容だと思いますが、ある場面で本当の世界みたいなのが俯瞰で映し出されるシーンがあるのですが、木が1本も生えていないので、酸素不足で人間が生きられないと思ってしまったことがありました。

ハリーポッターでも主人公以外の子供たちが現代的な私服を着ていて、魔法の国で売ってるの?と思ってしまったりとかです。

怒っているというよりはツッコミみたいな感じですかね。

そういう意味では原作通りの映画だったとしても、何かしらは目に付くことになっていたと思うので、むしろここまで酷評されていると見てみたくなってしまいますね。

ここまで酷評されている映画は初めてかもしれません。

この映画が面白くないと思った人の気持ちは覆りようがありません。

人によっては本当にひどい映画なんだと思います。

ただ、本当に逆張りのつもりもなくて、あまのじゃく的にわざとひねくれたことをいうつもりもないのですが、かなり少数派かもしれない別の捉え方をしている部分があります。

多分、映画は多くの方が酷評した通りだと思うのですが、これをオッケーしている堀井さんってすごいなって皮肉とかではなく思ったんですよね。

ドラゴンクエストのナンバリング作品を原作通り忠実にドラクエ1から毎週30分とかでアニメ化すれば、今でも視聴率を取ったりDVDになったらバカ売れすると思います。

最近、ジョジョの第5部がアニメになって最終回を迎えたそうですが、第5部って今から20年くらい前の作品ですからね。

ドラクエの1から11まで全部アニメ化するかどうかは別にしても、ものすごい経済効果がありそうですし、ぶっちゃけお金儲けにもなりますし、それで稼いだところでそこまで批判されることもないと思います。

ネタバレになってしまったらゲームをやらなくなるという懸念もありそうですが、アニメをきっかけにゲームを始める人もたくさんいたと思います。

普通にアニメ化すれば、数億円から数十億円はもらえたかもしれないところを拒んで、ドラゴンクエストの映画化は物議を醸す内容でオッケーした堀井さんってすごいなと思うんですよね。

絶対ゲームファンからしたら、余計なことはしないでドラクエ5を忠実に再現して、魔王を倒して世界を平和にしたら終わりでいいと思います。

言い方が難しいのですが、堀井さんはクリエイターとしてまだまだ尖ってるなと、元から尊敬の念みたいなのはありましたが堀井さんのことを見くびっていたのかもしれないと思いました。

それらを踏まえた上で、きっと見たら、それでも面白くない映画なんだろうと思いますが。

ドラゴンクエストが王道のRPGなので、映画も王道の方が良かったんでしょうけどね。

原作とは異なるからこそ鳥山先生の絵は使わなかったのか、と勝手に納得する部分もあります。

今年ドラクエ10では、パクレ警部というストーリーではマイナーなキャラに着目したサブクエストの配信があり、夢オチ的な部分を曖昧にしてしまったため、パクレ警部が主人公や歴代のドラクエの登場人物よりも上位の存在に解釈できてしまって炎上することがありました。

それで予定外のアンサー編が追加されました。

ドラゴンクエストユア・ストーリーが酷評されるのは、オチの部分が曖昧ではなかったことと、そこまでの展開があるならばラスト以外でも伏線を張らないといけなかったところでしょうか。

宣伝の時点でも予想外の展開があることを、事前に臭わせておいたほうが良かったように思います。

上手い具合にどっちとも解釈できるように描かれていれば、王道を求めていた人はそっちの視点で見れて、考察するのが好きな人はまた別の観点で楽しめたのではないかと思います。

いい意味ではなく話題にはなりましたが、はっきりいえばこの映画は失敗だと思います。

仮に興行収入で儲かったとしても映画としては失敗でしょう。

ボクシングのチャンピオンが総合格闘技で負けたようなものかもしれません。

それにしてもドラクエって人気あるんだなと、人気だからこそ、この映画にここまで不満が集まるんですね。

国外でも公開される予定はあるのでしょうか。

海外でどう評価されるのかがちょっと気になります。

映画を見たらまた感想を書くかもしれませんが、しばらく見る予定がないので、その頃には話題性がなくなっていたら書かないかもしれません。

というか、まだちゃんと調べていないのですが地元の映画館で上映されていない可能性もあります。

そういみ意味では、そもそも映画館で見れない人も結構いると思うので、見れただけでもうらやましいという反面、見ないで済んでうらやましいという人もいるでしょうね。

というわけで、映画『ドラゴンクエストユアストーリー』の酷評に思うことでした。

今回はこの辺で終わりにします。

次の日もユアストーリー関連の記事にしたので、良かったらお読み下さい。

『ユアストーリーやらかす』

読んでくださってありがとうございます。


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