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いつもありがとうございます。
ドラクエ10のアカウント売買に関することが話題になっていたので、このタイミングで触れてみようと思います。
とはいえ、RMT(リアルマネートレード)やアカウント売買は、ドラクエ10の規約では違反行為になりますので、深く掘り下げようとは思っていません。
ツイッターでご本人に話しかけようかなとも思ったのですが、ここではプレイヤー名を出すつもりはありませんし、聞かないとわからないようなことを書く予定もなかったので控えることにしました。
誰がやっても悪いことなので、特にその人だけを今回の件で名指しして攻めるつもりもありません。
普段、アカウント売買をしようという発想すらないので、今回の件でちょっと思ったことなどを書いていきたいと思います。
こうした禁止されている行為を助長する意図や肯定するつもりは一切ありませんので、誤解されないようにお願いします。
※画像は記事の内容とは関係ありません。
アカウント売買に思うこと
アカウント売買やRMTについては規約で禁じられていて、ゲーム内で処罰されたりアカウントがBANされるなどのペナルティはあっても、日本の法律では裁くことができません。それゆえにRMTやアカウント売買を扱う業者が存在します。
普通に株式会社だったりします。
テレビで取材されているのを見たこともあります。
その辺りのことは別の話になってしまうので今回は触れません。
シンプルに売りたい人と買いたい人がいるから、そういう業者を通じて売買が成立しているというだけのことです。
その話題になった人のドラクエ10アカウントは29万円の値段がついたらしく、実際にはそこから手数料みたいなのが引かれているのか知りませんが、受け取ったのは26万円くらいだそうです。
それ以外にも何十億ゴールドを持っていて、売ろうとしているらしいですが宣伝みたいになってしまうので詳しくは触れません。
そのプレイヤーさんは動画で何度か見たことがあります。
覚えているのはコインボスの四諸侯が実装された時に、風耐性100%の僧侶にできていたことです。
当時はまだ種族ごとに属性耐性が6%(でしたっけ)あった時代で、エルフは風耐性ですが、それでも100%は、よほどのすごい装備じゃないと達成できませんでした。
多分、他にも高額な装備を持っているんだと思います。
値段が適正かどうかわかりませんが、かなりやり込んでいる人の金額がそれくらいっていうことなんでしょうかね。
ちょっとだけ不思議に思ったのは、アカウントが売れたからドラクエ10をやめるなんですね。
ドラクエ10をやめるから売ったっていう順番ではないんですね。
そんな細かいことはどうでもいいかもしれませんが。
逆に買った側はどういう人なんでしょうかね。
もしかしたら、かなりやり込んでいたアカウントがRMTなどが原因でバンされてしまって、初めからやり直すくらいなら、みたいな感じでしょうか。
買った後にまた売って、それ以上の金額で売れたり、近い値段で売れればそんなに損はないくらいに思っているのかもしれません。
うーん、これはやはり根が深い問題ですね。
ドラクエ10は課金要素を増やしていく方針で、露骨に手段を選ばなくなっている感もあります。
全部は否定しませんが、便利ツールでのみ福引の1等から3等の当選確率が2倍になるキャンペーンやおでかけすごろくなど、問題だと思う課金方法もあります。
ただ、こんな風にRMTやアカウント売買が行われてしまうと、関係ない業者にお金が行くくらいならスクエニの利益になった方が健全だと思うこともあります。
やっぱりその一点を考えてしまうと、いかにドラクエ10の運営が頭を悩ませているか、みたいなことを勝手に想像して、課金要素が増えるのは仕方ないのかな、とか、古参のプレイヤーが得しない微妙な報酬とかも、なんとなく気持ちがわかってくるような気もします。
というのも、アカウント売買という視点で考えれば、古参のプレイヤーしかもらえない超貴重なアイテムがあった場合に、それを持っているアカウントの価値が上がって高く売れるってことになってしまうんですね。
そうなってしまうと、本来はアカウントを売ることなんて考えていなかったプレイヤーが、こんなに高く売れるなら売っちゃおうか、っていう経済の歪みみたいなのが生じてくる懸念があるかもしれません。
それを防ぐためにはアカウントの価値が上がるような超貴重なアイテムの存在や、時間をかければかけるほど強くなってしまうようなキャラの成長要素も制限することになってしまいます。
まさにドラクエ10が陥っているところはそういう部分があるので、開発環境というよりは、こうした違反行為によってゲームが面白くなくなってしまう原因にもなっているのかなと思ったりもします。
そう考えれば、これはもうドラクエ10の運営を応援するしかないと思います。
バージョン5からは、ショップにも時短に繋がる課金要素も増えるみたいですが、遅れて始めた人が、アカウント売買やRMTで追い付こうとするよりは全然マシかと思うしかないのかもしれません。
ただ、福引のキャンペーンみたいな一線を越えるようなものがあれば、それはまた苦言を呈することもあるかもしれませんが。
その一方で、ゲームが面白くなくなると、やめるからいいやってなって、そういう行為に手を染める人があらわれてくる恐れがあるので、舵取りが本当に難しいんでしょうね。
そうでなくても何年も同じゲームを続けていれば面白いかどうかは抜きで、やめてしまう人もいると思うので、永遠の課題なのかもしれません。
こうして普段あまり考えることのないRMTやアカウント売買について、その視点から見てみると、結果的にゲームをつまらなくさせる要因になり得ることや、運営を悩ませている負の側面があることに改めて気付かされることになりました。
他の視点からも色々と思うことはあったのですが、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。
読んでくださってありがとうございます。
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