(1日1回まで)
今回はバージョン1ストーリーの6回目で、オルフェアとメギストリス編です。
今頃になってバージョン1の話ですが、ストーリーそのものなので、一応ネタバレを気にする方はご注意ください。
【動画あり】 その6 『目覚めし五つの種族』バージョン1ストーリー (ネタバレ注意)
チャンネル登録はこちら今回の動画は1時間30分を少し超えてしまいました。
今のところバージョン1の動画の中では最長になっていますので、無理しない範囲でお願いします。
オルフェア編とメギストリス編は1つに繋がっているようなストーリーだと思うので、ざっくりとまとめて書いていきたいと思います。
まずオルフェア編ですが、悪魔ザイガスの律義さが気になりました。
アルウェ王妃の約束を守って、15年間オルフェアの子供たちを襲うことなく、日付もきっちり守って登場しています。
アルウェ王妃から「かわいいアルウェ王妃ちゃん様」と呼んで欲しいと言われて、悪魔ザイガスがちゃんとそのまま呼んでいる場面もありましたね。
アルウェ王妃のノートのくだりは、ドラクエ10のストーリーの中でも結構好きな話の1つです。
細かい部分で変だと思うところはいくつかあったのですが、そこにはあまり触れないことにします。
設定が明確に理解できないところで興味深い部分がありました。
悪魔ザイガスが15年後にオルフェアの子供を食べるという契約ですが、ここでいうオルフェアってオルフェアの町だけのことなのか、というのもありますし、プクリポが小さいとはいえ15歳までをひとくくりにして子供という扱いでいいのか、みたいなことを思いました。
契約の時はまだ救世主が生まれていないとしても15年後なら15歳までの子供は対象になるはずなので、大人びた15歳ならサーカスが無料でも来ない可能性もありそうですからね。
そもそもナブレット団長が子供たちを銀の丘に連れ去る前に、悪魔ザイガスが町に来てしまう可能性もあり得たと思いますが、その辺はアルウェ王妃の予言で大丈夫なのがわかっていたということなのかもしれません。
それを踏まえたうえで、興味深かったのはラグアス王子は最初のノートの願いでフォステイルになっていることです。
オルフェアに生まれた救世主とはラグアス王子のことです。
でもラグアス王子はメギストリスにいます。
これがもしラグアス王子がフォステイルになっていなければ、悪魔ザイガスはメギストリスにいるラグアス王子を襲ったのか、というところが気になるところです。
オルフェアの町にいる子供たちだけが襲われるのだったら、銀の丘にある扉の中に閉じ込めなくても別の町に連れて行けばいいということになりそうです。
オルフェアの町出身の子供たちということであれば、悪魔ザイガスがそれをどうやって見抜くのか知りませんが、オルフェアの町で生まれたラグアス王子は対象になります。
その辺りの設定がわかりそうでよくわかりませんでした。
しかし、その時ラグアス王子はフォステイルになっているので、どの場合でも悪魔ザイガスから襲われることがない状態になっている点が面白いと思いました。
メギストリスのストーリーをあらためて見てみると、ラグアス王子には何も落ち度がないように思いました。
ほとんどがプーポッパン王が予言が嫌いでラグアス王子の話を聞いていないことが原因で、窮地に陥っているんですよね。
フォステイルの姿になってまでして説得しても辺境の地を調査して魔瘴に侵されてしまったり、王の儀式をやめさせようとしても聞き入れてもらえません。
魔瘴に侵されているのはグレン編のバグド王も一緒で、レムルの聖杯にグロリスのしずくを入れて飲ませたら治ったのですが、同じ方法ではダメなのかとか思ってしまいました。
バージョン5のストーリーでは魔界やアストルティアに訪れる大魔瘴期をどうするのかという展開になっていますが、アルウェ王妃のノートでなんとかできないものかというのも思い浮かんでしまいました。
でも多分そこはノートの効力がプクランド大陸だけとかなのかもしれません。
やっぱり話がよくできていると思うのはラグアス王子が3つ目の願いを書き込もうとしたらノートが消えてなくなることです。
アルウェ王妃は、自分が姫になることだったり、イケメンの救世主の子供が産まれることだったり、ある意味では我欲のある願いを叶えています(3つめ以外は)。
それに比べるとラグアス王子は、王を説得するためにフォステイルになること、プクランド大陸から魔瘴を消し去ること、王を蘇らせること、なので私欲ではなく国や家族を救う方向で願いを叶えようとしているんですね。
1つ目のフォステイルになることに関しては、憧れもあったのかもしれないので多少が我欲もあったのかもしれません。
このフォステイルになりたいという願いは、必要じゃないんじゃないかとも思っていたのですが、あらためてストーリーを見てみると、偶然なのか、それともこれもラグアス王子の予知によるものなのか、悪魔ザイガスからの回避という意図もあるかもしれないと思ったので記事にしてみました。
前回のカミハルムイ編のリタ姫のように、ラグアス王子も自己犠牲の精神を持っていてイメージが変わりました。
やっぱりドラクエ10のストーリーは奥が深いですね。
今回はこの辺で終わりにします。
読んでくださってありがとうございます。
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