中国版ドラクエ10のサービス終了で思ったこと

2019年4月6日土曜日

ドラクエ10

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今回は中国版のドラクエ10がサービスを終了することについて思ったことです。

ざっと中国版の広場を翻訳機能を使って見てみたのですが、今後の流れはこんな感じらしいです。
  1. 2019年4月30日の14時からゲームのダウンロードや新規登録ができなくなる。
  2. 2019年5月30日の14時からゲームの運営終了によりサーバーと冒険者の広場が閉鎖。
  3. 2019年6月30日の14時から公式ウェブサイトとカスタマーサービスが終了。
2のゲームサーバー閉鎖の時点で、アカウントのデータやゲーム内のデータが消去されるようです。

これが中国版の冒険者の広場で告知されたのが4月2日の13時です。

間違えているところもあるかもしれませんのでご了承下さい。

今のところ、これといった救済策もないまま告知から次の月末で中国版のドラクエ10のサービスが終了し、せっかく育ててきたキャラクターやアイテムやゴールドが消されてしまうようです。

これに関して、どちらかといえばドラクエ10以外のゲーム系のまとめサイトなどで、日本のドラクエ10もそろそろサービスを終了するのではないかという風説が流れているようです。

日本版のドラクエ10はバージョン3でWiiのサービスが終了する時にかなり前もって告知していたので現状ではそのようなことは起こり得ないと思っています。

こういうのは早くドラクエ10の運営スタッフが声明を出すのがいいと思うのですが、明後日のDQXTVでこの件に触れるかどうか様子を見ているような状況です。

逆をいえば、まだ公式な見解が運営から出ていないため、その前に中国版の終了について今の段階で思っていることを自由に書いてみたいと思います。

あまり詳しくない状況で書いていますので、軽い感じで見て頂ければと思います。

中国版ドラクエ10のサービス終了で思ったこと

まず、今回の件で最初に気になったのは、サービスの終了が急な出来事だったということです。

今から二ヶ月前の2月の初め頃に、堀井さんとプロデューサーの青山さんが春節(旧正月)の挨拶をしている動画がアップされているのを見たことがあります。

その動画では中国版のドラクエ10のバージョン3が終わりまで追加されてストーリーがクライマックスを迎えていることや青山さんが中国のプレイヤーと会って色々な意見をもらったことなどが語られていました。

堀井さんもニコニコしていましたし、この時点でサービス終了を予定していたとはちょっと思えないような感じでした(真相はまだわかりませんが)。

まだ公式な見解が出ていないので、なんとも言えないところではあるのですが、そのあとに何か突発的な事情により、やむを得ない形で終了することになった可能性があるのではないかと思ったりもします。

その辺りについては中国での運営会社の都合だったり、中国でのゲーム関連の規制や法律などが原因になったのではないかと想像することくらいしかできません。

中国版のドラクエ10が今後も続いていた場合は、次にバージョン4の導入を迎えるくらいの時期だったと思います。

日本でもバージョン3の終盤くらいの時は、少なくとも私の周囲ではプレイヤーが激減していたことがありました(ドラクエ11の発売もありましたが)。

バージョン4で人が増えたのは、バージョン4の内容というよりはスイッチ版やPS4版が追加されたことにより、新規で始める人や休止していた人が戻ってきたという要因が大きいように思います。

あと、ドラマ版『ゆうべはお楽しみでしたね』で始めたという人もたまにフリコメ欄などで見かけます。

それで考えると、中国版ではバージョン4を導入したところでプレイヤーが増える要素があまりないというのがあったのかもしれません。

バージョン4では防衛軍やバトルトリニティなどの8人から15人で戦うコンテンツが追加されるため、人がいなければ遊べませんし、過疎が際立って感じられてしまうかもしれません。

あと、さっき少し調べただけなので間違っていたらすいませんが、中国版はウィンドウズ版のみみたいですね。

バージョン4になる時にウィンドウズ版では動作に必要なスペックが上がったことを考えると、中国版でもバージョン4を導入するためにはユーザーにPCのスペックアップを求めないといけない場合がありそうです。

PC版で最低限の動作に必要な環境を比較してみると、中国版は今の日本版で必要なスペックよりはやや低くても大丈夫そうでした。

推奨環境ではどちらも同じくらいのスペックで、日本版のほうがバージョン4の分も必要なためハードディスクの容量は多く表記されていました。

中国でドラゴンクエストの知名度やブランド力がどれくらいあるのかはわかりかねますが、全く知られていないとか鳥山明さんのキャラデザインが不評であるということはないんじゃないかと思います。

子供の頃の薄っすらした記憶なのですが、ニュース番組か何かでドラクエが特集されていたのを見たことがあり、その中でファミコン版のドラクエ3が中国でも発売されているみたいな話があって、アリアハンを歩く勇者と中国語のテキストが表示されていたゲーム画面があった記憶があります。

自信はありませんが中国だとドラクエはディスクシステムでも出ていたっぽい感じのことをその番組で言っていたような気がします。

当時の中国でテレビゲームをしていた人がどれくらいいたのかわかりませんが、その頃にドラクエをやったことがある人の中にはドラクエ10を楽しみにしていた人もいたかもしれません。

個人的な昔の話なのですが、20年くらい前に中国人の留学生と話をしたことがあり、普段何して遊んでいるの?と聞かれて、ゲームと答えたら、私もバスケットボールとかで体を動かすのが好きみたいなことを言われて、テレビゲーム(もしくはビデオゲーム)って言わないと通じないのかと思ったことがあります。

その後の中国の発展はめざましいものがあり、スマホではファーウェイが人気になったり、白物家電ではハイアールとかも有名になりましたね。

むしろ急激な発展により、もしかしたら家庭用ゲーム機やPCよりもスマホでゲームを楽しむ傾向があるのかもしれません。

2ヶ月ほど前にスマホでカードゲームのハースストーンをちょっとやっていたことがあったのですが、マッチングするのがほとんど中国人や韓国人でした。

ちょうど旧正月の頃だったので、明けましておめでとう!と挨拶されることがよくありましたよ。

世界規模で運営しているスマホゲームでは中国にアジア支部を設置して、日本版もそこで運営するみたいなのも見かけますね。

中国のゲーム会社が開発・運営している荒野行動は日本でも人気で、東京のマップが追加されたりもしているようですね。

こうした長期的な変化や、ここ数年でのゲーム環境の変化の中で、中国でドラクエ10が選ばれにくくなっているという事情もあったのかもしれません。

それでも中国版のドラクエ10を長時間プレイしてくれた人には日本語版にデータを移行できるなどの措置があれば良かったのに、と思いつつ、なかなかそういうのも難しいんだろうなとも思います。

ドラクエ10が欧米で展開してたらどうなっていたのかなと思ったりもするのですが、今からだとさすがに時期を逃してしまったようにも思います。

日本でドラクエ10のサービスが終了するときには、かなり前もって告知してくれるものだと思いたいです。

その際にはドラクエ10のオフライン版に自キャラのデータなどを反映させて保存することができるなどして、何かしらの形で残るといいなと思っています。

今後、運営から今回の中国版のサービス終了についてアナウンスがあればまた記事にすることもあるかもしれません。

今回はこの辺で終わりにします。

読んでくださってありがとうございます。


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