ふくびきとガチャの違い [あらためて便利ツールで当選確率2倍について考える]

2019年7月7日日曜日

ドラクエ10

t f B! P L



ブログランキングがあらわれた(投票する)

↑テキストリンクですがクリックしてくれると嬉しいです。

記事の終わりの方にも投票ボタンがありますのでどちらか投票しやすい方にお願い致します。

いつもありがとうございます。

便利ツールのキャンペーンで、オーグリード大陸限定ですが、一時的に当選確率が2倍になる件については普段よりも多くの反響を頂きました。

今回は、先日とはまた別の視点からこの件について、あらためて考えてみたいと思います。

まずはじめに、今回の件で様々な意見があるのは良いことだと思いますが、嫌なら引退しろとか引かなきゃいいじゃんみたいなのは大きなお世話だと思います。

それって、ただ単純に自分とは異なる意見の人を排除しているだけで、この問題についてそんなに考えていないのと同じことです。

あと、ジェムを使ってふくびきを引く人のことを否定している訳ではありませんので、そこは混同せずに分けて考えて頂きたいと思います。

という訳で、どちらかというと、どうしてこのキャンペーンがこのタイミングで採用されたのかなどについて、憶測を交えながら考えていきたいと思います。
今日は七夕の日だったので、初めてゲーム内の短冊に願いを込めて捧げてみました。

まあ、無理だとは思うのですが。。。

思っていたよりも長くなってしまったので、無理して全部見ないようにして下さい。

ふくびきとガチャの違い [あらためて便利ツールで当選確率2倍について考える]

またそんなしょうもないことにこだわっているのかと、思われてしまうのかもしれないですが、福引きとガチャって、そもそも別物だと思うんですよね。

相撲とスモウレスラーくらい違うと思います。

なぜか、去年の今頃もそうなんですが、この時期は理屈っぽい話になるんでしょうかね。

福引きについて、辞書で調べてみたのですが、歴史は古く西暦702年に聖武天皇が正月に行った余興が起源となっている説があるそうです。

そんなことはどうでもいいんですけどね。

余談ですが、ウィキペディアで調べたところ

[事前に抽選券を販売してその販売価格を上回る景品が一部の者にのみ当たるという形式をとることは、刑法で禁じられている富くじ行為に該当するおそれがある]

という記載がありました。

ほうほう、一部の者にのみ当たる形式(ジェム課金)を取ることは刑法で禁じられているですか。

ゲーム内も2倍にした方がいいのかもしれませんね。

その辺の解釈は法律に詳しいわけではないので、ここでは論じませんが。

今回のキャンペーンが福引きのガチャ化という言い方をされている場合がありますが、そこも厳密にはちょっとニュアンスが違うと思っています。

わかりやすい表現だと思うので、それ自体を否定しているつもりはありません。

そもそもの話になるのですが、福引きをするのに必要なのは福引き券です。

それに対して、リアルのガチャガチャを想像して頂けるとわかりやすいと思いますが、ガチャはお金を投入して抽選するものです。

ドラクエ10でもリアルの福引きでも、ふくびき券は何かしらの行為に付随して得られるものです。

少なくともドラクエ10ではそうなっています。

プレゼントのじゅもんを入力したり、福の神コインを回したり、マイタケのクエストをリプレイしたりして、既に何らかの行為によって福引き券を得ているのです。

商店街でやってるような福引きでも、期間中に買い物したなどの行為によって福引き券をもらっているのです。

そうした何かしらの行為に対する、お礼や感謝の気持ちが福引き券には込められている場合があります。

ゲームとはいえ、福引きってそもそも何なのか、今の運営スタッフにはよくよく考えてもらいたいですね。

便利ツールで、福引きを引けるようになり、1日2回の無料分以外はジェムを使用すること自体は問題があるとは思っていません。

これもリアルの商店街での福引きに例えてみると、福引き会場が開いている時間は仕事などで福引きを引くことができない人もいるかもしれません。

それで商店街の人がスマホのアプリで福引きを引けるようにしてみたのですが、開発費がかかってしまったので、アプリで引く分には手数料がかかるようにしたとします。

ここまではドラクエ10のツールと同じです。

ところが、次の年とかにアプリで引いたら当選確率が2倍になりますとなれば、それはおかしいと言わざるを得ません。

商店街の福引きのハワイ旅行とかが、手数料を払ったら当選確率が倍になってしまいます。

そんなことをしたらニュースになったりネットが炎上するかもしれません。

正直、例えはそんなによくなかったかもしれませんが。

便利ツールでの福引きについては、ゲームにログインしなくても福引きを引くことができる→便利ツールの開発はボランティアではない→だから手数料を払ってね、というところまでなら問題ないと思います。

便利ツールの福引きにジェムを支払うのは、ゲームにログインしなくても引くことができるというところに既に対価があるという考え方です。

そもそも福引きを引く権利は、福引き券を持っていることですから1枚の福引き券の持つ価値は、ゲーム内でも便利ツールでも同じであるべきだと思います。

既にマイタウンメダルや権利証はツールの福引きじゃないともらえないので、これには反対しないのになぜ当選確率2倍には反対するのかという意見もありました。

便利ツールは先程も書いた通り、ボランティアではないので開発費を回収したり、利益を得ようとするのは問題だとは思いません。

ツールでしか手に入らないものがあれば、それで福引きを引くことになり、ジェム課金を促進させる効果があります。

ただ、今回のキャンペーンで当選確率がツールでのみ2倍にするというのは、誤った促進の仕方です。

便利ツールの福引きでのジェム課金は、これまでは利便性への対価だったのが、当選確率2倍はふくびき券にジェムで付加価値を与える行為だからです。

これまではゲームの中でも便利ツールでもふくびき券の価値自体は同じでした。

ただし、便利ツールのみでの福引き所で引いた方がふくびき券の価値が高いことは既に色々な方が検証しています。

それでもゲーム内の5大陸の福引き所と便利ツールの5大陸の福引き所は確率が同じだったはずです。

ジェムでふくびき券の性能をブーストしてしまうと、これまでとは違うゲーム性が生じることになります。

ドラクエ10では運要素が影響する部分が結構あるので、そこに公式であっても外部ツールで介入できてしまうのは便利の域を越えています。

長くなってきたので(これでもばっさり削っているのですが)、ここからは、なぜこのタイミングでこのキャンペーンをしようとしたのか考えてみたいと思います。

今回のキャンペーンで賛否はわかれていますが、今のところ肯定的な意見を見ていても、「なぜ、早く実装してくれなかったんだ。」とか「遅すぎる。やっとか。」みたいな意見はたまたまかもしれませんがまだ見ていません。

どっちかというと、反対している人に逆の意見を伝えたい、運営が決めたことだから間違っていない、みたいなニュアンスの意見も目にしています。

おそらくですが、過去にも提案広場でツールのジェム課金したら当選確率を倍にして欲しいという提案はほとんどなかったでしょう。

憶測でしかいえないですが、運営は後ろめたい気持ちが少なからずあったと思っています。

そうじゃなかったら便利ツールの福引きは何年も前からあるので、最初からそうしているか、もっと早くからキャンペーンをやっていたはずです。

バージョン4だけでも既に3回コインボスが実装されているのに、これまで確率が倍になるキャンペーンはありませんでした。

これも憶測ですが、タイミング的には先日のマイタウンメダルの実装で、便利ツールの売り上げが跳ね上がったので、便乗しているところもあるかもしれません。

ちゃんと見ていなかったのですが、マイタウンメダルが実装された時は、スマホアプリの売り上げのランキングで30位くらいになり、ソシャゲの星ドラやロマサガRSと同じくらいの位置まで順位が上がりました。

ユーティリティ部門ではウィルスソフトを抜いて1位になっていました。

味をしめたんでしょうね。

上層部からの圧力だとか、ゲームの存続が財政的に厳しいなどの噂もありますが実際のところはよくわかりません。

憶測すぎて申し訳ないのですが、多分、開発スタッフの中には1人くらいは今回のキャンペーンに大反対だった人がいると思いたいです。

そう思ったスタッフさんこそ、できるなら辞めないで続けて欲しいと思います。

キャンペーンで売り上げは伸びるとは思いますが、今回の件を数字だけで見るのは危険だと思います。

例えば、月額課金しかしてないプレイヤーが今回の件で馬鹿らしくなってやめる数よりも、ツールで課金してくれた人たちのジェム課金の方が売り上げ上がるみたいな算出の仕方です。

こういうのはゲームの寿命を縮めかねません。

前のプロデューサーのよーすぴさんが、昨年春のプレイヤー座談会で「うちはナンバリングだから。」と言っていたドラクエのブランドイメージやプライドはどこに行ってしまったのか、という感じです。

堀井さんの意向でドラクエ10では歴代のラスボスとは、期間限定であったり育てたキャラでは戦えないという縛りがあったりするくらいの気概はあったんですよね。

だって、ジェムで引いたらゲーム内の2倍ですよ。

それもバージョン4になったタイミングとかでもなくて、現バージョンで中途半端な4回目のコインボスの追加からですよ。

せめて、今回はこれまで通り普通にコインボスを実装して、公式放送などで次回からはそういうキャンペーンをやりますよと告知したからやって欲しかったと思います。

それだったらバージョン5でもコインボスが追加されるというメッセージにもなりますし、まだタイミング的には良かったのかなと思います。

下手な例えばかりで申し訳ないですが、老舗の料理店で「うちは伝統的な店なのでタッパーで持ち帰るのは禁止させて頂きます。」と言っていた店が数年後になりふり構わずにタッパー限定のメニューを始めましたみたいな話だと思います。

これでもだいぶ削除したのですが、まとまりのないわかりにくい内容にもなってしまったと思うのですみませんでした。

今回はこの辺で終わりにします。

読んでくださってありがとうございます。


読み終えてレベルが上がった!(投票する)

人気ブログランキング

にほんブログ村



このブログを検索

アーカイブス

更新情報

QooQ