ジェニャのキャラクターズファイル3話分の感想について [ネタバレ注意]

2019年10月12日土曜日

ドラクエ10

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いつもありがとうございます。

今回は9月24日から10月2日まで3回に分けて配信されたキャラクターズファイル『ジェニャの未来』の全体を通しての感想になります。

一応、3話とも配信された初日にクリアしているのですが、他のゲームの動画配信などに時間を割いてしまったため、記事にするのが遅れてしまいました。

第1話がクエスト590「黄金のパラディン」、第2話がクエスト591「廻るカルマ」、第3話がクエスト592「パラディンの伝説」となっています。

考察的な情報は一切見ずに、思い出しながら個人的な感想を書いていきたいと思います。

ネタバレを含みますので、ご注意下さい。

ジェニャのキャラクターズファイル3話分の感想について

まず、キャラクターズファイルの企画自体が、このジェニャのお話をきっかけに始まったらしいことを過去のDQXTVで開発スタッフさんたちが話していたことがあります。

それを覚えていたので、ジェニャのクエストがこれまでのキャラクターズファイルみたいな内容だったら嫌だなぁ、みたいなことが脳裏に浮かんでいました。

逆にいえば、ジェニャのクエストには相当の自信があるのではないか、という期待もありました。

1話で黄金のパラディンが、未来から時渡りしてきたジェニャ本人であることが判明します。

これでやっと、キャラクターズファイルの受注条件にバージョン4の導入が必須だったことが納得できました。

これまでリーネのクエストなどで、必要とされるレベルは低いのに、なぜバージョン4を導入していないと遊べないのか、あまり意味がわからなかったですからね。

でもヒストリカのクエストがストーリーの先のことを暗示していたように、別にバージョン4のストーリーよりも前に、時渡りの話を意味ありげにジェニャが言ったとしても、いいっちゃいいような気もしますが。

誰がジェニャを時渡りさせたのかは、謎のままになっています。

普通に考えれば、主人公か主人公の兄弟かマローネかメレアーデか、それともまた別の人物かということになるでしょうか。

ジェニャの成長具合を見るに、少なくとも10年以上は経過した未来からやって来たようです。

時渡りの能力を持たない者が時渡りをすると副作用が起こりますが、クエスト中にはそれらしい症状は発症しておらず、3話が終わった辺りで、恐ろしいことが待っていそうな匂わせ方をしている場面などがあるくらいでした。

ファラスが一時的に記憶を失ってしまうくらいですから、ジェニャにはもっと厳しい副作用があるような気がします。

そこまでしてズーボーを救うために、未来からやって来たジェニャですが、歴代のドラクエにもあったストロスの杖を持参しています。

バージョン1でパラディンに転職できるようになるクエストが始まった頃、パラディンが装備できる武器は、槍とハンマーと両手杖と説明されていて、両手杖はスティックの間違いだったことがあります。

もしかすると、ジェニャのクエストはかなり前から構想があって、その時の影響が装備の説明を間違えたことに繋がっているのかもしれません。

バージョン1の頃のシナリオを担当していたと思われる初代ディレクターの藤澤さんが、考えた構想の名残なのかもしれませんね。

それで、お話的にはパラディンに両手杖を装備させたいけれど、職業の能力的にはパラディンに両手杖を装備させるメリットがなかったため、パラディンを実装する時にはスティックに差し替えたのをシナリオでは直し忘れていたとかだったら一応、辻褄が合います。

何年も前から構想があったと考えると、なかなかロマンがあります。

2話では、こちらも歴代のドラクエであった天使の涙が登場します。

石が風化してしまった場合はストロスの杖が必要で、呪いで石になった場合は天使の涙が必要になり、ズーボーには両方が必要であることが判明しました。

個人的に今回のお話を通じて、あまり良くないと思ったのは、この2話で天使の涙が手に入ったのにアクシデントで容器を割れてしまうくだりですね。

一応、それが3話でのジェニャが流した涙も天使の涙と同様の効果があったというところに繋がるのですが、ちょっと都合が良すぎるかなと思いました。

せっかくなら大地の竜がまた活動を始めたところなので、例えば集落にジェニャよりも小さい子供がいて、その親が呪いで石化されてしまったとかで、それを治すのに使うことになる、とかでもいいような気がしました。

モンスター図鑑で、大地の怒竜バウギアの2ページ目の説明がサイレント修正されていたということもあり、一部では話題になっていました。

これも確かに良くないですが、一応、大地の竜は2体いたということで、以前の説明は2体の情報がごっちゃになって伝承されていたという強引な解釈ができなくもなさそうです。

そして、なんだかんだで3話でズーボーが急にあらわれたのには正直ぐっとくるものがありました。

ちょっと泣きそうになりました。

ズーボーが戦闘に加わり、パラディンらしい戦い方ができたのも良かったです。

その後は特に何の説明もなく、大人のジェニャが消えてしまいクエストが終わりになってしまいます。

やっぱり、もうちょっと未来について詳しい話が聞きたかったですし、キャラクターズファイル自体がこれで終わりだとすれば、キャラクターズファイル全体を通した総括的なくだりがあれば良かったのにと思いました。

まだバージョン5の情報が出ていないので、なんとも言えないところですが、この感じだとキャラクターズファイルが形を変えて継続するのではないかという嫌な予感も少ししています。

確か、どこかでジェニャのクエストでキャラクターズファイルが最後だと聞いたような気もしますが。

いずれにしても、ジェニャのクエストがキャラクターズファイルの最初だったら印象が変わっていたと思いますし、個人的にはジェニャとトビアスの話だけで良かったような気もします。

ジェニャのクエストでは新たな集落が追加されるなど、今までのキャラクターズファイルよりもよく作られていると思う部分がいくつかありました。

どっちかといえばキャラクターズファイルは炎上することがあり、不満の声が多いイメージがありましたが、素直にジェニャのクエストは良かったと思います。

パラディンクエストでのズーボーの終わり方は、ずっと可哀想だと思いましたし、それを数年もかけてなんとかあの結末にもっていけたという部分で、初めてキャラクターズファイルの存在を肯定することができました。

キャラクターズファイルは、トビアスのクエストを除けばバージョン1のキャラに着目した内容になっていて、多分ですが藤澤Dが考案した設定などを引き継いでやらないといけないと思うのでシナリオとかは大変だったんだろうと思います。

リーネのクエやパクレ警部の時は、本当にひどかったと思いましたが、ジェニャのクエストがこういう形で終わることができて、ホッとしているところもあります。

ただ、バージョン5のストーリーが発売前に、結構重要そうな部分が既にネタバレしてるっぽいのを見ると、今後もお話を楽しめるのか不安なところはあります。

今回はこの辺で終わりにします。

読んでくださってありがとうござます。


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