【スクエニ合併20周年】 ゲームクリエイター目線での振り返りを見ました

2023年5月10日水曜日

ドラクエ10

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突然ですが、スクウェアとエニックスが合併を発表したのが、2002年11月26日(火)で、合併してスクウェア・エニックスになったのが2023年4月1日(土)でした。


なのでスクウェア・エニックスになってから今年で20周年なんですね。


20周年を記念して、当時のスクウェア側からは時田さん(半熟ヒーローやライブアライブなどを手掛ける)とエニックス側からは齋藤陽介さん(ドラクエ10の初代プロデューサーなどを務める)が対談するという企画がありました。


今回は、その動画を貼りつつ、ざっくりとした感想などを書いてみたいと思います。



ドラクエ10現プロデューサーの青山さんも一部だけ出ているということだったので、その部分だけでも見ようと思っていたのですが、動画を見始めたら最後まで見てしまいました。


動画は1時間40分くらいあります。


自分が見たのは一週間くらい前なのですが、ちょっと今日は動画をもう一度見る余裕がなかったので、思い出しながら書いてみたいと思います。


ちなみに、この記事が公開されているのは5月10日になると思いますが、ドラクエ10で5月10日から始まるモンスターバトルロード協力チャレンジについては、日付的には1日遅れて11日から記事にする予定でいます。 

【スクエニ合併20周年】 ゲームクリエイター目線での振り返りを見ました

興味深かったのは、スクウェアとエニックスの合併は両社の経営陣などの極一部の間で進められていて、合併が発表された時には社員の多くが嘘だろと驚いていたことです。

齋藤陽介さん(以下よーすぴ)は会議中に社内アナウンスが流れていたのに、よーすぴさんたちがいる部屋には流れていない仕様になっていたらしく、遅刻してきた社員から聞いたのが最初だったんだそうです。

あと、よーすぴさんはそれよりも前の時期に、上司から社内の財務状況などをまとめて作成するように頼まれたことがあって、エニックスに監査が入るのではないかと不安に思っていたそうです。

ドラクエ10はスクウェアとエニックスが合併したからこそ作ることができたという話もしていましたね。

エニックスはパブリッシャーで、ゲームを開発する時には他の会社に発注するような形態で行うことがほとんどでした。

少年ジャンプで例えると、エニックスが編集者のような役割で、ゲームを作るデペロッパーというのは漫画家のような関係になるそうです。

一方で、スクウェアは自社でゲームを開発していたので、特にプレイステーション以降、ディスク媒体で容量が大きくなるに従って、開発環境の規模が大きくなっていたそうです。

歴代のドラゴンクエストシリーズの中でもドラクエ10は自社開発なので、オンラインゲームだからというのもあったかもしれないですが、ドラクエとしては珍しいみたいですね。

よーすぴさんがドラクエ10を開発するにあたって声をかけた人物の一人が元ハドソンでスクウェア側でプレイオンラインの制作にエンジニアとして携わっていた青山さんでした。

たまにこの2人の初対面の時の印象がお互いに最悪だった話をドラクエ10の公式番組でも話していましたが、この時も話題になっていましたね。

よーすぴさんは青山さんがいかにも真面目すぎるエンジニアという印象を受けて、この人とは絶対に友達になれないと思った一方で、青山さんがいつもよく言ってるのがよーすぴさんが「長髪だった」ことです。

なんで長髪だといけないのかよくわかりませんが、この動画で青山さんが語っているのは、当時は技術的な制約が多かったオンラインゲームで、ガチガチに色んな仕様が固まっていて簡単に仕様変更ができない状況なのにも関わらず、よーすぴさん側が紙1枚でこういう風にできないのかとか言ってきたのが気に入らなかったみたいですね。

それでもなぜ当時の印象が長髪だったの一言になってしまうのか気になるところではあるのですが、この長髪という言葉の中には挑発の意味も含まれていると勝手に解釈して強引に納得することにします。

一応ドラクエ10のブログなので、主にドラクエ的な目線で書いてみたのですが、時田さんや祖堅さんの話も面白かったですね。

というわけで今回はこの辺で終わりにします。

読んでくださってありがとうございます。

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