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バージョン５.０から新規キャラ作成時に、バージョン４.５までのストーリーを終えた状態で始めることができるようになりました。
これにより、バトルルネッサンスでのキャラデリ金策が横行した件で、その経過を2回ほど記事にしています。
『キャラデリ金策に思うこと』
『クセがすごいキャラデリ金策の対応について』
その後、運営よりキャラデリ金策についての続報があったのですが、万魔の塔の実装日だったため、少し遅れて、このタイミングでこの件に触れてみたいと思います。
キャラデリ金策の続報の件 ［暫定的仕様変更］
一応、公式サイトのリンクを貼っておきたいと思います。
『一部機能を使用した金策について』（外部リンク）
リリースしたのが11月11日の11時10分というのは、何か狙いがあったのでしょうか。
そもそもの話ですが、カギカッコつきとはいえ「金策」と表記しているところがちょっと気になりました。
一部抜粋したいと思います。
”バトル・ルネッサンスにつきまして、暫定的にキャラクター総プレイ時間24時間以上で挑戦可能と仕様変更をした上で再開させていただきました。新規冒険者の皆さまにはご不便をおかけしてしまい大変申し訳ございません。”
バトルルネッサンスは総プレイ時間２４時間以上でないと挑戦できなくなりました。
これにより、すぐにはキャラデリ金策を行えないようにはなりましたが、すでに２４時間耐久してから挑もうとするキャラがいたりするようなので、やる人はそれでもやるみたいです。
やる人が多いかどうかではなく、金策のためにキャラを作ったり消したりを短期間で繰り返すこと自体があまり気持ちのいいものではないと思うので、もっと根本的な対策をして欲しかったように思います。
金策のために消される前提でアストルティアに舞い降りるキャラがいることを認めてしまっているところが少し残念です。
これは暫定的な仕様変更なので、変わる可能性があります。
もう一つ気になったのは、新規冒険者にだけ謝罪していることです。
事前情報の時点から、一部では新規キャラがバージョン５.０から始められてしまうことは問題視されていました。
その懸念がその通りか、それ以上の問題にまで発展していったのですからプレイヤー全体に謝るべきでしょう。
本当に新規でドラクエ１０を始めて、２４時間以内にバトルルネッサンスに行けなくて残念に思っている新規冒険者などまずいません。
普通ならバトルルネッサンスの存在すら知らないでしょう。
新規冒険者というよりは、キャラデリ金策後に消されてしまったたくさんのキャラの方がなんだか無念な感じがします。
”ここまでの調査で判明している範囲において、アストルティア経済全体に影響を与えるほどの突出した利益を得たアカウントはありませんでした。また、排出された合計金額についても、経済全体への影響はないと判断しています。”
これも問題を先送りにしている悪い見本のような回答だと思います。
経済全体に影響を与えるほどの突出した利益を得たアカウントがあったかどうかや、キャラデリ金策の合計金額が経済全体への影響があったどうかは、この問題の本質ではありません。
あまり良い例えではありませんが、お金持ちの家のお金を盗んだとして、その家に十分なお金が残っているから問題ないとはいえないからです。
スレイプニール事件の時もそうだったのですが、経済全体の影響はないからという理屈では説明が十分とは思えませんでした。
実際に、キャラデリ金策によって得たゴールドで、高額な装備などを購入すれば、キャラデリ金策には全く関与していないプレイヤーにも経済効果が波及します。
装備が売れたプレイヤーはそのゴールドでまた別の物を買うという流れで、やっぱり影響はあるんですよね。
ハイパーインフレになったとかじゃない限りは問題ないとする見解には疑問が残ります。
”ただし、特定のプラットフォームを用いたアカウントの生成を、頭一つ抜けて多い回数繰り返しており、他の方との入手ゴールド量に大きい差が生まれてしまった数アカウントにつきましては、申し訳ありませんが一部ゴールドの回収にご協力をお願いできればと存じます。”
特定のプラットフォーム（３DS）を用いたアカウントの生成を頭一つ抜けて多い回数繰り返した人は、確信犯ではないでしょうか。
青山プロデューサーの見解では、特定のプラットフォームを用いた制限のないアカウントの生成は想定外だったので、不具合の不正利用を適応し処罰すべきだと思います。
キャラデリ金策を過剰にやりすぎた数アカウントだけゴールドの回収（しかも一部だけと書いてある）、想定外のアカウント生成を行ったプレイヤーに対して「申し訳ありませんが」や「ご協力をお願い」などの下手に出た対応です。
不正を行っていないプレイヤーにこそ謝罪し、せめてこの問題を指摘してくれた冒険者へご協力ありがとうございます等の感謝の気持ちを伝えるなどできないものでしょうか。
”先日、現状は仕様であると明言したことで行為を助長してしまい深く反省しており、さらにその上での回収ということで大変恐縮ではありますが、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
対象となる方に対しては、個別にサポートスタッフよりご連絡をさせていただきます。”
仕様という見解がキャラデリ金策を助長してしまったのは事実です。
ただ、仕様と言ってしまった後でも、世の中には悪い仕様や意図しない仕様もあるので、仕様だからと言ってやっていいとは限らないという方向に転換して、厳しく処罰することもできたんじゃないかなと残念に思います。
その上で、さらにキャラデリ金策をやりすぎた数アカウントに対して、「大変恐縮」とまで下手に出て、ゴールドの回収をお願いするような文面は違和感があります。
まさかゴールドの返還は任意ではないでしょうね。
強制的にやるべきです。
「他の方との入手ゴールド量に大きな差が生まれてしまった」くらいのことをした数アカウントにそこまで気を使う必要があるのでしょうか。
こういうことが平気でできてしまうプレイヤーでも処罰できないくらい、客離れが深刻になってきているのかもしれませんが。
”また調査の中でRMT業者が利用している状況も確認されました。業者に限らずですが、規約違反行為をしているアカウントは通常通り利用停止にするなどの対処を行います。”
キャラデリ金策を行ってRMTの売り側をしたらしい人が永久バンされたという話をネットで見かけました。
いやいやいやいや、もう、RMT業者が乗り込むどころか、業者以外でもキャラデリ金策したゴールドでRMTの売り側になってしまったということなら大問題ではないでしょうか。
最初からキャラデリ金策ができないように対処していれば、RMTに手を出すこともなかったでしょう。
当然RMTに手を出した人が悪いことには変わりまりませんが、そのきっかけを提供してしまった運営の責任は結構重いと見ています。
暫定的な仕様変更ということなので、今後も変更はあるかもしれませんが、今のところキャラデリ金策は（やりすぎなければ）やったもん勝ちで処罰はなかったという結果になりました。
この辺りの線引きは、運営が決めることなので仕方ないのですが、なんか脇が甘いですよね。
バトルルネッサンスにしても、総プレイ２４時間以上の縛りはできましたが、そもそもが新規キャラで行ったら得をする報酬内容の方がおかしいです。
既存のキャラでやった方がいい報酬がもらえるとかにしたら、わざわざキャラデリ金策しなくてもバトルルネッサンスに行くでしょうし、そっちの方が健全な形になると思います。
せっかく新規の冒険者に謝罪するなら、黄金の花びらなどの報酬をもっと難しい条件にして、ある程度キャラが強くないと取れないように変更して、それを謝ったらいいのではないでしょうか。
そうすれば、それ以前から黄金の花びらを取得している既存のキャラは実質的に得したことにもなりますし、バトルルネッサンスは人気のないバトルコンテンツだったのでそれをやり込んだ人が得する点については問題がないと思います。
もっといえば、スキルブックがあるので、ややこしいですがバトルルネッサンスのクリア状況などの実績はそのままにして、報酬を一旦リセットして入れ替えたらどうでしょうか。
スキルブック以外は重複してもう一回、新しい報酬を受け取れるようにすればすでにバトルルネッサンスをやり込んだプレイヤーこそ得をします。
定期的に年に1回リセットするのでもいいですし、事前にリセットすることを告知すれば、期限前などにバトルルネッサンスがいくらか活性化します。
それが本当のバトルルネッサンスで、エンゼル帽をかぶった新規キャラと行くためのコンテンツではなかったはずです。
これは怒られるかもしれないので、あとで消すかもしれませんが、ちょうど今の運営と過剰な運営信者みたいな人のレベルが同じくらいのような気がしてしまいます。
それで運営は肯定的な意見ばかりを見て突き進んでしまい、運営信者みたいな人がそれを持ち上げてしまうからトラブルが増えやすい傾向になっているのかもしれません。
関係ないかもしれませんが、DQXTVに出ている初心者大使の人とか、ほとんどは何年もドラクエ10をやってて初心者ではないんですからバージョン５から新規キャラが始められる情報があった時に、放送後でもいいのでスタッフさんにおかしくないですか？とか言えないものなんでしょうかね。
ジェム課金とかではなくて、もっとゲーム内に注力して欲しいなと願いつつ、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。
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