ちょっと真面目なゲームの動画配信と著作権の話 [英語の解説あり]

2020年1月14日火曜日

ブログランキングを見るのも悪くないだろう

↑リンクをクリックするとブログランキングに投票されます(1日1回まで)。

記事の最後にもバナーリンクがありますので、どちらかお願いします。

普段はドラクエ10のブログですが、去年くらいから範囲を拡大してゲームブログとしての記事もたまに書いています。

今回は、昨年末に動画配信したスポーツゲームのうち2本が2K という洋ゲーのゲーム会社の作品だったのですが、数ヶ月前に問い合わせた返事が今年になって来たので、その話をしたいと思います。

2Kジャパンに問い合わせているので、返事は日本語だったのですが、少しだけ英語の解説もしてみたいと思います。
※画像は記事の内容とは関係ないのですが何もないのも寂しいと思ったので貼ってみました。

ちょっと真面目なゲームの動画配信と著作権の話 [英語の解説あり]

発端は10年近く前にPS3用のソフトを購入したことです。

2009年のスポーツゲームを3本購入したうちの2本が2K Sports のゲームでした。

当時ちょっとだけやって放置したまま、昨年が2019年ということもあり、せっかくなら[あえて10年前のスポーツゲームをやってみた]みたいな動画を出せたらいいなと思いました。

洋ゲーのメーカーには全然詳しくなくて、洋ゲーでスポーツゲームを出しているのはエレクトロニックアーツくらいだろうと勝手に勘違いしていました。

そして数年ぶりにそのスポーツゲームの箱とかゲーム内容を見ているうちに、どうやら別のゲーム会社のゲームらしいことがわかってきました。

それで2Kのゲームの動画配信をしても良いのか調べてみることにして、2Kジャパンの公式サイトを見ても載ってなかったのでメールで問い合わせてみることにしました。

それが去年の11月くらいだったと思います。

次の日すぐに返事が来たのですが、問い合わせた先がテクニカル的なことを扱う部署だということで、動画配信に関しては担当者に問い合わせて欲しいということになり、連絡先を教えてもらいました。

再度、教えてもらったところに問い合わせたところ、色んな行き違いがあったのか返事が来ませんでした。

ゲームメーカーに問い合わせても返事が来ないことは割とよくあることなので、特に気にしていませんでした。

その後、本社っていうのかわかりませんが、英語の公式サイトの方に数年前の日付で、YouTubeなどに動画配信する際のガイドラインが記載されているのを見つけました。

それがこちらです。


で、英文をコピペしてグーグル翻訳にぶち込んで多少、日本語が変になっているところを補完して読んで、発売前の作品やネタバレを含む動画配信はご遠慮してくださいと解釈しました。

逆にいえば、動画配信する予定のスポーツゲームは発売から10年ほど経ってますし、ネタバレとかも関係ないので大丈夫と判断しました。

英文を読んで、もう1つ気になったことがあります。

それは自分の動画チャンネルでは登録者数が少ないので関係ないのですが、いわゆる動画の収益化(視聴中に広告が表示されるやつ)は大丈夫なのかがよくわかりませんでした。

その部分は原文を見ながら自分で翻訳しながら考えてみることにしました。

ちょっと長いですが、その英文とグーグル翻訳で出てきた日本語訳をここに載せます。

Generally, 2K does not object to fans using materials for non-commercial uses in a manner which does not intentionally spoil the plot for others. "Non-commercial" means that you don't sell site membership, use the material to promote a product you sell on the site like a shirt or wallpaper, or use other advertising-driven monetization.  2K does reserve the right to have its copyrighted material taken down at any time. If you have further questions or concerns, please contact copyright@take2games.com

一般に、2Kは、他の人のために意図的にプロットを台無しにしない方法で、非営利的な使用のために材料を使用するファンに反対しません。 「非営利」とは、サイトメンバーシップを販売せず、その素材を使用してシャツや壁紙のようなサイトで販売する製品を宣伝したり、他の広告による収益化を使用したりすることを意味します。 2Kは、著作権で保護された素材をいつでも削除する権利を留保します。さらに質問や懸念がある場合は、copyright @ take2games.comまでご連絡ください

翻訳ツールを使用しただけだと、日本語に違和感がありますよね。

それでもなんとなく、非営利であれば動画配信してもいいよ、とした上で「非営利」とはどういう意味かを説明しているのがわかると思います。

でもグーグル翻訳を見ると、最初はサイトメンバーシップを販売せず、ということで、とりあえず何かを販売するなよ、というのはわかると思うのですが、その続きからはTシャツや壁紙を作って宣伝することや他の広告による収益化を使用したりすることを意味します、ということで否定形になっていないんですよね。

多分これは英文を見ると、サイトメンバーシップを売るなよ、の(that) you don't sell 〜のdon'tがそれ以後の素材をTシャツなどに使う、や収益化を使用したりする、のuseにも掛かっていると思うんですよ。

要するにその2点もダメだぞって言ってると解釈しています。

で、重要だと思うのが、他の広告による収益化を使用したりすることを意味しますのところです。

じゃあYouTubeで広告が表示されたりする収益化はダメじゃん、って受け取っているっぽい日本語のブログを見たことがあります。

でも、他の広告って、YouTubeのことなんでしょうか。

個人的にはむしろYouTube以外の広告を載せたり動画内に入れることなんじゃないかなと思ったわけです。

それこそ動画内で、勝手にゲームの登場人物がデザインされているTシャツとかを作って宣伝することなどです。

リンク先の原文を見て頂けるとわかると思いますが、そもそもがYouTubeに動画配信してもいいか?という質問に対して回答する形で、他の広告と答えているのですから。

うーん、でも自信満々で数年前に日本語で、2Kは動画の収益化は不可です、って同じ英文を読んだと思われる人がブログに書いているんですよね。

知らんけど、その人が英語ペラペラだったりすれば、私のにわか解釈よりも正しそうな気がしてしまいます。

それで仮に収益化がダメだったとしても、自分のチャンネルは登録人数が少なくて広告が表示されないですし、もし収益化できるようになったら、その時にまた考えたらいいんじゃないかと思いました。

別にいいやって感じで、年末の時間がない中、動画を作って投稿しました。

そして、今年になってから2Kジャパンの担当者様から返事が来ました。

詳しい内容はここには載せませんが、まず返事がかなり遅れてしまって申し訳ないというところから始まって、動画見たけど大丈夫ですよ、みたいな感じでした。

今まで色んなゲーム会社に問い合わせしましたが、動画まで見てくれたのはおそらく初めてだと思います。

これも内緒にしますが、そこから何度か意見交換みたいな感じでメールをやりとりして、その流れの中で、YouTubeでの収益化についても訪ねてみることにしました。

その件についても快くお返事を頂いて、やっぱりTシャツとかを勝手に作って販売するとかじゃなければ大丈夫ですよ、みたいな感じでした。

なので私の解釈の方が合ってたんだと思いますよ、きっと。

現状だと、2Kのゲームの動画配信について日本語で検索すると、その数年前のYouTubeでの収益化は不可という情報しか出てこない可能性があるので、せっかくなので差し支えがない範囲で書き残しておきたいと思いました。

それでも私が勝手に判断する立場にはないので、動画配信をする際には各自できちんと調べた上で自己責任で行うようにお願いいたします。

今回は、ちょっと真面目な話になってしまいましたが、この辺で終わりにしたいと思います。

読んでくださってありがとうございます。


ゲームランキング

このブログを検索

ブログ アーカイブ

タグ 新ブログ『モトニンゲン』はDQ10

タグ 旧ブログ『人間男の試練』はドラクエ10

更新情報