[聖守護者の闘戦記]教えて青山さん!に見るデータと解説

2018年5月18日金曜日

ドラクエ10

昨日の超DQXTVでバージョン4.2の情報以外にも、教えて青山さん!のコーナーが面白かったので、珍しく番組を見ながら聖守護者関連の各種データのスクショを撮って記事にしてみることにしました。

既に他のブログでも記事にしているようなので、なるべく独自の見解や解説、気になったものを優先しながら書いていきたいと思います。

順番も番組の進行順とは異なりますのでご了承下さい。

タロットトップ10


これをなぜ最初に選んだかというと、罪人のタロットが死神の間違い(の可能性が極めて高い)なのを触れているブログが少ないというか自分が見たいくつかのブログでは全く触れていなかったからです。

ちょっと声を大にして言いたいですが、死神より罪人を多く使うことなんてまずあり得ないです。

そもそもデッキに罪人を入れていないことの方が多いでしょう。

そこに何の疑問も抱かず真に受けているブログランキングの上位ブロガー、正気ですか?って感じです。

しかもこれ勝利時の使用回数と書いてあります。
 
死神をほとんど使わずに罪人を使用して強さ3に勝ってると思うんですかね?

これを真に受けたら塔の次に罪人が多いんですよ?

これはさすがに上位ブロガーには失望してしまいました。

というか放送中もコメントで罪人のところ死神じゃないの?って指摘している人も結構いたんですけどね。

なんていうか、このことに誰も触れていない(自分が見たいくつかのブログに限りますが)で、今回のデータを解説している記事がありますけど、ここに違和感を感じない時点で参考にならないと思ってしまいます。

それがなんか気持ち悪かったので、1番最初に取り上げることにしてみました。

なので、ちょっと普段よりも厳しい口調で毒舌気味になってしまったかもしれませんが、そこは申し訳ないと思います。

その上で自分は三悪魔ではなく悪霊の方で強さ3を占い師で倒していますが、バズズ隠者というかなり少数派だと思うので、多分トップ100にもいないかもしれないですね。

この中だとスウィートバッグの塔と死神(5位の罪人は死神の間違いだと思うので)、デュランの塔だけは同じでした。

恋人を使うくらいなら強さ3の時は悪魔の方がいいかなと個人的には思います。

※5/29追記 訂正版が出ていたのでこちらに載せたいと思います。


やはり罪人は死神の間違いで、恋人は運命の間違いだったそうです。

追記は以上です。

勝利職業割合


これも上位のあるブログで、人気がある職業(仲間モンスター含む)として紹介していて、ミスリードというか、統計データの扱い方がひどいと思ったので先にしました。

これは人気の職業の割合ではなくて、文字通り勝っている職業の割合になると思います。

極端に例えると強さ3に戦士で挑んだ人がものすごくいたとしても勝っていなければこのグラフに乗ることはないはずです。

勝てなかったとしても戦士で挑む人がものすごくいた場合は、戦士に人気がないとはいえないので(というか戦闘のデータなのにそれで人気があるかどうかどうやって判断するの?)、これを人気職業というブログを見ていて気分が悪くなりそうでした。

その上でですが、強さ1では戦士よりもサポ僧やサポ天の方が勝っているということにもなるので、いかに初日や強さ2に戦士入りが勝ちにくかったか、ということにもなっていると思います。

単純にいえば勝ちやすい職業や仲間モンスターの割合なので、職業だと天地、占い師、僧侶、仲間モンスターだとキラーパンサーとキメラが勝っている回数が圧倒的に多くて、その中での占める割合という感じでしょうか。

強さ1だと少し他の職やサポート仲間が入りますが、強さ2と3はほぼこれらの3つの職と2つの仲間モンスターになっているのがわかります。

キラーパンサー以外がローブ職(キメラも含む)というのが驚きというか、ゲーム内の経済的にも歪みを生み出してそうな感じがします。

また上位のブログを持ちだして申し訳ないのですが、これを見てキメラが一番人気と書いてあるのですが、どうやったらそう見えるのか理解できません。

キメラが占めている割合は大きいですが、ここにある3つの職業と2つの仲間モンスターの5種類の中では1番少ないです。

わかりやすくいえばキメラは5番人気ということはいえるかもしれませんが、特にコメント欄で指摘している人もいないようなので、そういうつもりがなくても嘘の情報を流していることになるかもしれません。

ここのブログは順位が低く影響力も少ないかもしれませんがデータの扱いには気をつけたいと思います(でも間違えていたらすみません)。

勝率トップ5


これもキメラが上位にいますが、人気のランキングではありません。

文字通り勝率のトップ5です。

人気だけだったら戦士とかキラーパンサーの方が上かもしれません。

強さ3の2位に魔法戦士がいるのは、番組の中でも説明がありましたが、魔法戦士で挑戦する人は少ないけどその中で勝っている人が多かったということになります。

ここにも初日や強さ2の最初の方で猛威を振るった戦士がいません。

1日ごとのデータなのである程度偏るのも仕方ない気もしますが、強さ2の時だけなぜか占い師が1位なのはちょっと不思議な感じがします。

強さ3で占い師はトップ5にいませんが、たぶん6位か少なくとも10位以内には入ると思います。

極端にいえばパラディンで1回だけ挑んだ人が1人だけいて勝っていれば勝率100%なので、これによって強いか強くないかは一概にはいえない部分もあると思います。

それでも1つ前のデータになりますが、強さ3の時にキメラが勝っている回数では5位なのに、勝率では1位ということは、キメラを入れた方が勝ちやすいということになるのかもしれません。

1つ前のデータでは肉4などのデータも含まれるため、そもそもキメラ自体を入れない構成で倒している人が多い一方で、キメラを入れている構成は勝ちやすいということにもなっているからです。

このデータではどの強さでも僧侶よりキメラの方が勝率がいいということからも、キメラなし構成の僧の方が勝率がやや低いということになるかと思います。

そういう意味ではキメラと僧がいる構成や僧の代わりにキメラがいる構成の勝率のほうが高いことにもなるので、いかにキメラが強いかがわかる結果にもなっています。

しつよいようですが強さ3ではキメラが1番人気ということではなくキメラの勝率が1番だったということになります。

かといって僧侶の存在を否定するつもりは一切ありませんし、それについては以前の記事にも何度か書いているので割愛させて頂きます。

たまご販売数遷移


これを見るとわかると思いますがキメラは1番人気ではありません(ちょっとしつこいかもしれないのですみません)。

聖守護者の実装が12日なのでグラフの真ん中より少し左くらいからでしょうか。

キラーパンサーはフィールドだと転生の通常ドロップなので、その手間を避けるためにも、モンスター牧場のたまごで手に入るようになってから仲間にした人もいるという感じですね。

それがいったん落ち着いたあとに、キラーパンサーで強さ1を倒したというような噂が広まっていき、やがて普段は仲間モンスターに興味がなかったり育てていなかった層も、たまごで入手するようになって増えたということでしょうか。

キメラの方はずっと0で、強さ2での討伐報告を見て、仲間にしていなかった人がたまごで入手したという感じですね。

これを見ると先程のデータでキメラの勝率が1位だったのに比べるとキメラの評価がやや低いのかもしれません。

それともキメラはだいぶ前に既に仲間にしていたけど、キラーパンサーはまだ仲間にしていなかったなどの違いはありそうです。

たまごで仲間モンスターを入手したことがないので、わからない部分もあるのですが、キメラは元々カジノの景品で書を入手することができるので、転生の通常ドロップで書を落とすキラーパンサーに比べると、わざわざモンスター牧場でたまごでキメラを仲間にする人は少なかったのかもしれません。

たまごだけではなく、フィールドも含めた仲間にした全体の数だったらキメラも途中からグッと伸びて、もしかしたらキラーパンサーを追い抜いている時もあったかもしれませんがなんともいえません。

バージョン4.2で仲間になるミステリードールが聖守護者で活躍しない感じだとすぐ人気がなくなってしまいそうなので心配になってきます。

行動トップ10


これはプレイヤーのみで、しかも勝利した場合のみの行動トップ10になっているようです。

やはり天地入りが多いので、めいどうふうまが1位になっています。

というか強さ2の時の10位に死神のタロットが入っていますね。

これで最初の方に載せたタロットトップ10の罪人はやはり死神の間違いだったともいえる結果になっているかもしれません。

必ずしもそうとはいい切れませんが少なくともどちらかは間違っている可能性が高いです。

気になるのは強さ1ではベホマラーが上なのに、強さ2と3では天使の守りのほうがベホマラーよりも上になっているということです。

これはおそらく強さ1では天使の守りよりもベホマラーを優先している僧侶でも勝っているという見方もできるかもしれません。

強さ2と3になるとベホマラーはザオラルよりも下になります。

聖守護者が実装された頃はPTを組んだ方がしずくぶっぱする人も結構いて、しずくぶっぱはあまり意味ないと思いますよと申し訳なさそうに伝えていたこともあったのを覚えています。

それでも強さ1でもベホマラーよりも聖女の方が多いというのは驚きました。

強さ2と3でも天使の守りより聖女が多いということなので、これは勝っている人のデータですし、天使の守りばかりしていて聖女をしない(もしくはできない)と勝つことは難しいということを表しているようにも見えます。

げんま解放のほうが召喚よりも多いのは天地2構成や、一度の召喚の間に2回使う人もいるということでしょうか。

アイテムの使用は複数の職業の合算になると思うので、順位は下のほうではありますがどうしても多くなってしまう傾向になりそうです。

できれば僧侶だけのも見てみたい気がします。

結構、女神の祝福を1回も使わない僧侶の方を見かけるので、おそらく強さ3では女神の祝福の使用率はCTでもそこそこ高い人が勝っていると思うので、参考になりそうな気がします。

アイテムトップ5


これは先程のデータの順番通りになっているので安心しました。

これも勝利時のデータになりますので、強さ3を勝っているPTではせかいじゅの葉やエルフの飲み薬、フワフワわたあめをきちんと使っているということがわかります。

おそらく強さ3で、せかいじゅのしずくが4位になっているのは、しずくぶっぱをしているのではなくて、上位3つのアイテム以外はそれほど使うことがないということがいえるのではないでしょうか。

フワフワわたあめだと戦闘中に1回ですから、2人~4人のキャラが1つずつ使った数(PTの全員が使うとは限りませんが)よりもせかいじゅのしずくのほうが少ないということになります。

なので、逆にいえば、せかいじゅのしずくは強さ3を勝っているPTではほとんど使われておらず、フワフワわたあめよりも少ないということがわかります。

しずくよりもようせいの霊薬が少ないのは意外でしたが、3を勝つPTは霊薬などでケチらずにエルフを使っているということにもなるのかもしれません(終盤であともう少しという時は霊薬でも良さそうですが)。

時期的には確かピラミッドのイベントが終わって、エルフの飲み薬が5つ配布された後なので、エルフを使いやすかったというのもあるかもしれません。

強さ1や2の時には魔戦やパペットマン入りなどでアイテムを使わない方法も出てきているようなので、今だとまた少し変わってくるかもしれません。

召喚げんまの割合


これは予想通りというか、思っていたよりバルバルーを召喚する人がいないんだなと思いました。

最近はあまり天地でいっていないのですが、僧キメラなどの構成で、終盤大丈夫そうだったり制限時間がなくなってきた時は結構バルバルーに変えて、それで討伐が少し早くなったり間に合ったりしていたことがあるので、もう少し高いかなと思っていました。

でもそうか、20分の戦闘でげんまが2分だと10回くらいかそれ以上は召喚している訳で、その中の1回がバルバルーでも10%くらいですし、毎回バルバルー呼ぶとも限らないので、たまにバルバルーを呼ぶ人だけでも数%になるので結果ほぼカカロンになるのは仕方ないのかもしれません。

まあカカロンがいるからこそ天地雷鳴士が活躍しているというところもあるので、これも仕方ないのかもしれません。

カカロンを下方修正したら(CTとか弱体化とか)暴動が起きそうなレベルなので、マヒャドや通常攻撃をなんとかして欲しいですが、下手にいじるくらいならそのままがいいかもしれません。

勝率遷移


番組ではこれが最初だったと思います。

強さ1の勝率が途中からグンと上がっているのはラグを解消したら勝率が上がったということがあったそうです。

しかし強さ2でも10%程度、強さ3で1%前後というのは想像以上に手厳しいです。

ただこれを見て、強さ3を周回している人なんて嘘と書いているブログがあったのですが、これは挑んだ人の数に対する勝率なので、全員が100回に1回しか勝てないということではないので、実際に3を周回して勝っている人もいますし、そういう統計の誤った見方には気をつけたいところです。

初日は強さ1でも1%くらいだったらしいですが、グラフでもそうなっています。

おそらく強さ3が延期せずに実装から3日目で戦うことができたらほぼ0%に近いくらいまでいったんじゃないかなという気がします。

それくらい強さ2でもしばらくは戦2構成で戦いたい人が多くて、戦士が抜けてキラパンにしたら勝てたということになっていくのも1週間以上はそんな感じだったので、強さ3も3日目に実装されていたら戦2で挑む人も多かったと思います。


画像がぼやけててすみません。

強さ3が延期されなければパラや戦士が壁をする戦法は結構試されていて、その中の1PTでも討伐報告があれば、運営が想定していた戦パラ魔僧などの構成も流行ったかもしれません。

番組では強さ1の時らしいのですがパラ2賢魔で挑んでいる時の動画が公開されていました。

戦闘と勝率


これが強さ1の戦闘数と勝率で、緑の線が勝率、棒になっているのは黒が負けで赤が勝った件数になっているようです(説明が下手ですみません)。

4月29日の朝6時から翌朝の朝5時までのグラフになっています。

朝6時に勝率43%と高くなり、そのあとは下がったりだいだい3割くらいを維持しつつ終わり頃にかけてやや下回っていく感じでしょうか。

真ん中辺りでいったん参加人数が下がっているのは午後7時の晩飯時だからだそうです。

午後11時くらいがピークになっているようです。

確かにこれくらいの時間の時は重いような気がします。

朝6時に挑む人は気合が入っているから勝率が高いんじゃないかみたいな話もありました。


強さ2のグラフがすぐに消えてしまったので、撮り逃してしまったので省略して強さ3の時のグラフにします(他のブログでも強さ2を省略しているところがあったので同じような理由かもしれません)。

強さ3は明らかに黒が多く、勝率が1%台なのもあって勝ちの赤がほんのちょっとしかありませんね。

やはり朝6時台の勝率が高いらしく、3%台にもなっているのはすごいですね。

これは勝ちたいなら早起きするのもいいかもしれません(ただ負けるとそのせいで勝率が下がるので申し訳ないですが)。

ピーク時の時間帯などでは1%を下回っている時もあるので、なるべく人が多い時間を避けたほうがラグなどの関係でもいい可能性もあるかもしれません。

午後11時くらいでは8821の戦闘数に対して1%以下ですから、ざっくり計算しても88回が勝っている回数になります。

なかなか厳しいような気もします。

グラフを真剣に見過ぎると奥にいるたけやり兵が見えなくなっているかもしれません。

勝率に関してはミネアのタロット効果で勝っている戦闘も含まれていると思うので、それ自体は準備として問題ないと思いますが、次の聖守護者が追加されるタイミングで無効になるようなので、ミネアなしでの勝率も気になるところです。

ざっくり体感ですが、少なくともミネアの効果を除けば1%は下回っていると思います。

逆にミネアの効果を選べるとか、ミネア以外のところでも付与されるようになるような方向にはならなかったんですね。

ここのブログでも以前、ミネアのタロットに関する記事を書いたら結構アクセスが他の記事に比べて多かったことがあります。

10万ゴールドくらい払って、好きな効果をもらえるとかでも良かったんじゃないかという気もするのですがそれだと勝つ人が増えたり必須になるからダメという判断だったんでしょうかね。

これも裏を返せば、今後に追加される聖守護者もミネアの死神や審判があると倒しやすくなるようなボスになっているからなのかもしれません。

審判あたりは多段攻撃があればそこまで恩恵がないような気もするのですが、調整がタロットありきになると、タロットがない状態では難易度も増してしまいますし、仕方がない面などもあったのかもしれません。

それでいうとここ何年かは真やいばありきだった訳で、聖守護者では席が減ってしまった戦士ですが、なかなかその辺の調整は難しいのかもしれません。

最後に

最初の方にも書きましたが、統計を恣意的に解釈して(というか統計の趣旨が変わったりしていますが)、都合よく誤った内容で解説しているブログがいくつか目に入ったので、ちょっと乱暴なところもあったかもしれませんが、間違っているところを指摘しながら今回記事にしてみることにしました。

このようなことは昨今ではマスコミでも平気で行われていて、ニュース番組を見ていたら、そのデータでそう決めつけるのは問題があるなと思うことがよくあります。

このブログはランキングの順位も低いですし、影響力も少ないと思いますが、この記事を読んでくれた方だけでも上位の嘘の記事に騙されなければいいなと思います。

というか、あそこまで間違っているブログの方がたくさんの人に読まれて投票もしてもらえるなんて、うらやましいを通り越して、なんだか不安な気持ちにもなってきます。

以前、メディアリテラシーに関する面白い話を聞いたことがあったので(面白いといっても笑える話とかではありませんが)、それを思い出しながらちょっと似た話を書いてみたいと思います。

経済のニュースで日経平均株価の値動きに関するニュースがあったとします。

オイルダラーがどうのとか、前の日上がりすぎたからとか、アメリカの雇用統計がどうだったとか、それっぽい解説がありますが、そのニュースで信じていいのはその時の株価だけということです。

わかりやすくいえば株価が200円上がったというニュースだったら信じていいのは株価が200円上がったということだけです。

それ以外は記者がそう思ったとかの情報なので、その情報に振り回されてはいけないという話でした。

話がそれてしまったので今回はこの辺で終わりにします。

読んでくださってありがとうございます。

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